そんな素敵な人が自分にアプローチしてきた為速攻で付き合い出し、半年後には同棲も始まった。
だけど、ただの同棲ではなかった。
私には母親がおり、所謂母子家庭で更に母親が下半身に軽い障害持ち。杖ナシじゃ歩けない。
そんな母親を元彼は受け入れてくれ、なんと3人での同棲生活が始まった。
しかし、一ヶ月過ぎたあたりから元彼が豹変しだした。
モラハラにありがちだが、私が作る料理にだけケチをつけ始めたのだ。
3人生活なんで家事は母親とローテーション組んでたが、とにかく私が料理担当だと、
「まずい。美味しくない。食べたくない」を連呼し、作った料理を機嫌の悪い時は捨て、
機嫌の悪くない時は私の以外の皿を回収して料理をフライパンなどに
無言で戻して目の前で作り直すなどやってくれた。

最初は私自身がメシマズなのかと思い、
彼の見てない所で料理を練習し、作った物を母親や友達に食べて貰っていたが、
皆 「美味しい」と言ってくれていた。それでも、元彼はその行為を繰り返し、見兼ねた母親が
「全然美味しいよ？どうしてそんな事するの？？」 と、尋ねれば元彼は笑顔で
「コイツに遠慮しなくて良いんだよ。家族なんだし、
本当の事言ってあげなきゃダメじゃん。コイツの為になんないでしょ？」
と、逆に母親を諭し始め、そんなやり取りを見ているうちに、
「私は味覚障害のメシマズで、友達や母親は気を使ってるんだ。
元彼は本当の事を教えてくれてるんだ…」と思い込むようになってしまった。

そんな思い込みが始まったあたりから、
元彼は料理以外の事にもケチをつけるようになり、暴力的になった
元彼は夜勤の仕事をしており、昼間は寝ているのだが、私や母親がどんなに静かに過ごしていても
「眠らせろ、うるさい」と怒鳴り散らし、壁ドンをする様になった。
そして、そんなやり取りを元彼が共通の友人達に愚痴り、
友人達が私の事を悪く言えば、それを嬉々として私に報告するようになった。
しかも、共通の友人だけでなく、私の母親にも、
私とのやり取りを私が一番悪いかのように話、結果、私は友人達からも実の母親からも
「もっと元彼くんを大切にするように」 と怒られるようになった。

付き合ってれば多少の喧嘩もするが、それを友人達に愚痴ろうとすれば
先回りで元彼が既に友人達に報告しており、
愚痴は言わせてもらえず逆に説教されてしまう、という悪循環にもなった
ついでにその頃、仕事でもパワハラやセクハラも受けており、本当に追い詰められていた。
でも、誰にも弱音を吐けなかった

とにかく日常万時罵られながら生活し、自分が悪いおかしいとずっと考えながら半年経った
だけど救いはあるもので、
パワハラセクハラ三昧の職場をクビになり、転職した今の職場が天国でした。
職場内で話せる人が出来、今まで誘われた事のなかった飲み会に誘われるようになり、ある時、
職場内で中心人物だったEさんの家に誘われ、そこで手料理を作る事になった。
正直全く自信はなく、恐る恐る作った物を出したのだがEさんは大絶賛してくれ、
「美味しいよ。ありがとう」
と笑ってくれた。
その瞬間、恥ずかしながら号泣してしまい、そのまま、今の家庭環境を暴露してしまった。
Eさんは黙って聞いてくれ、最後に
「みんな捨ててしまえよ。元彼も元彼の言う事しか信用しない友人達も」
と言って笑ってくれた。
それで、完全に自分の目が覚めた。

後の展開は割愛するが、とにかく共通の友人達は着拒＆メアド変更で接点をなくし、
元彼にも母親と一緒に土下座して別れて貰い、引越し代を負担する事を条件に出て行って貰った。
後から聞いた話、ありがちだが他に女がいたらしく、
だからこそすんなり引越し代だけで手を引いたようだ
とにかく今現在は、平穏無事に日常過ごせるようになり、
あれだけ自信のなかった料理も好きになり、今度栄養士の資格を取ろうとさえ考えている…
長々と長文失礼しました。しかも長過ぎて3/3になったしorz

恩人であるEさんが寿退職してしまうので、区切りをつける意味で投下しました

>>532
途中「Eさんと二股？」とドキドキしてしまったw
彼と別れるのに母親も協力してくれたみたいだけど、母親からも
＞「もっと元彼くんを大切にするように」
＞と怒られるようになった。

状態だったのに、すぐに同意してくれたの？
何にしても、別れられてよかったね

>>532
そんな状態のお母さんがいるのに同棲!?って思ったけど、
結婚なんてしてなくて良かったー

>>534
亀だけど、栄養士の資格って全日制の学校に二年間通わないと取れないんじゃ。
天国みたいな今の職場を辞めるの？

未認可だったら、通信でもとれるけど、
ちゃんとした栄養士の資格はとれないね。