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770: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/22(火) 22:13:15.73 ID:u6YGH+CJO.net
放置して本当にすまん。 

今日書きため分投下します。 
用事済ませてからになるけどまた来ます。 

780: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:14:28.46 ID:9O7549PaO.net
すまん。 

続きです。 
サリナ「よく分かったね。ここにいるって。」 

俺「あー… 
勘だよ。もしかしたらって…」 
来ると思ってここで待っていたんだろう。 
ここが最後だ。本当に来て良かった。 

サリナ「ごめんね。 

勝手なことして。 
心配したよね? 
本当にごめん。」 

俺「いいよ。 

元気だったか…」 
言葉が詰まる。 


 

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781: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:15:31.79 ID:9O7549PaO.net
いったい今まで何処で何をしてたのか。 
何故連絡がとれなかったのか。 
今は何処に住んでいるのか。 
他に男ができたのか。 

聞きたい事は山ほどあった。 
でも、それを言葉にすることが出来なかった。 
何故なら俺自身、ずっと自由にやりたい放題してきたんだ。 
今更サリナを責める資格はない。 

ただこうして目の前にいる。 
それが何故か嬉しかった。 

782: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:16:49.91 ID:9O7549PaO.net
俺「ずっと謝りたかった…
駄目なやつだよ俺…

サリナが出ていって、ハルを一人で育てて。
初めて子育ての大変さを理解した。
毎晩思うんだ。
一人でハルを育て、サリナはきっと不安でしかたなかっただろうなって。

辛い想いをさせたこと、申し訳ないと思ってる。
本当にすまん…」

783: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:18:28.89 ID:9O7549PaO.net
サリナ「いいの。
わたしが悪いの。

自分が母親として未熟だったから。
ハルを連れて行かなかったのは、わたしの身勝手だから…」

俺「なぁ…」
もう一度戻って一緒に暮らそう。
ハルのために、俺達家族のために。
そう言いたかった。
でも、
言い出せなかった。。。

俺の続きの言葉を待つサリナ。
一瞬時が止まったように、ただ無言が続く。

784: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:20:50.46 ID:9O7549PaO.net
サリナ「今までありがとう。

わたし出ていってすぐ、ハルを置いてきたこと後悔したの。だからね…」
言葉を止めるサリナ。

この後何を言われるのか分かっている。
この先は聞きたくない。
頼む。
言わないでくれ。

サリナ「だから、ハルを返してほしいの…

勝手だって分かってる。
でも、わたしにはハルが必要なの…」
と言って後ろからハルを抱きしめた。

サリナ「お願い…
お願い…」

785: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:21:49.39 ID:9O7549PaO.net
頭を下げ肩を震わせるサリナ。

昔の俺なら即答でOKしたと思う。
その時の俺には子育てなんて無理だったからな。

俺「すまん…」
それしか言えなかった。
俺は自分の行いを後悔している。
勝手きままをしてきたんだ。
どの口で
「駄目だ。今更現れてふざけたことぬかしてんじゃねー。」
なんて言えるワケがない。

786: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:23:26.01 ID:9O7549PaO.net
もう一度やり直そうなんて、単細胞の俺はまだ変な期待を持ってた。
バカだよな俺。
そんな気持ちサリナにはこれっぽちもないはずなのに。当然だよ。

サリナ「今ならハルと二人でもやっていけるから…

本当に今日までありがとう。ハルを面倒見てくれて…」

787: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:30:00.45 ID:9O7549PaO.net
もし俺が何か言っても、きっとサリナはハルを連れていくだろう。
サリナの言葉には、そんな決意や重みが感じ取られた。


それにサリナを見つめるハルの眼差しは、ようやく母親と会えた嬉しさが滲み出ていた。
その瞳は決してサリナのことを忘れていない。

788: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:31:11.26 ID:9O7549PaO.net
だから余計切なくなる。
ハルにどちらを選ぶかなんて聞ける訳もなく。
だいたい、ハルには理解できる状況じゃない。
親の身勝手だ。

なにより、子供にとって母親がいないことが、
どれだけ辛いかを俺自身よく理解しているつもりだ。
ハルにそんな想いはさせたくないよな。
そう思った。

789: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:33:17.61 ID:9O7549PaO.net
俺「ウウィンナー…

後オムライスが好きなんだ…
たまに作ってやってほしい」

サリナ「うん…」

俺「日曜日は…

弁当持って、散歩してあげてくれ…
日課だから…」

サリナ「うん…」

俺「寝る時泣いたら…

ゆりかごの歌唄って、トントンしてあげてくれ…
ぐっすり眠るんだよ」

サリナ「うん…」
強がるしかなかった。

790: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:34:51.68 ID:9O7549PaO.net
俺は父親失格なんだ。どれだけ2年間頑張っても、
家族を無視し続けたと言う事実は変わらない。
どんだけ努力しても。そう簡単に溝が埋まるはずがないんだ。


俺「後親父さん達、すげー心配してたから。
連絡は入れた方がいい…」

サリナ「うん…」
そう言うとサリナが携帯を取り出した。

792: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:35:53.56 ID:9O7549PaO.net
サリナ「もしもしママ。
久しぶり…」
母親に電話をしたようだ。

サリナ「分かってる…
本当にごめんなさい。

今俺君とハルも一緒…
うん…分かってる。」

電話を切ると俺の方を見た。

794: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:37:15.18 ID:9O7549PaO.net
サリナ「本当に今までハルのことありがとうね…

また色んな手続きとかもあるし、ハルの荷物もあるし。また連絡します…」
そう言ってハルの手を握り、後ろを向いた。

796: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:38:43.01 ID:9O7549PaO.net
歩き出すハルとサリナ。
その背中を見て、心臓がギュッと押し潰されそうで、胸が苦しくなる。

これでいいんだ。
これで。
ハルの幸せが一番なんだから。

ハルは何度も振り返って俺を見た。

本当にこれでいいのか?

800: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:46:13.96 ID:9O7549PaO.net
俺「サリナ!!」
俺は大声で呼び止めた。

サリナが振り向く。

俺「遅いし…

泊まってけよ…」

サリナはハルの表情を伺った。

801: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:47:16.72 ID:9O7549PaO.net
サリナ「そうだね。一晩泊めてもらおうかな。。」

サリナが家に来ることになった。

もう少し。
もう少しだけでいいんだ。
ハルのそばにいたい。

802: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:49:44.47 ID:9O7549PaO.net
サリナ「綺麗に片づけてるんだね。」

俺「あーうん。
今すぐなんか作るからくつろいどいて。」

俺は冷蔵庫の中のもので適当に作った。
なんだか緊張する。
いつもハルと二人だったから。

803: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:51:33.31 ID:9O7549PaO.net
その間サリナはハルとおもちゃで遊んでた。

俺「それ、ハルのお気に入りのおもちゃなんだ。
持っていってあげてくれw」
空元気って言うのかな?俺は無理して笑顔を作った。

今日はずっと笑顔でいるんだ。絶対悲しい顔をしないと決めた。
ハルに気づかれないように、お別れしたかったんだ。

805: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:53:49.88 ID:9O7549PaO.net
野菜炒めと味噌汁だけだけど、テーブルに置く。

俺「さー食べよ。

腹減ってるだろ?」

サリナ「いただきます」
そう言って味噌汁を一口飲んだ。

サリナ「おいしい。」
サリナがビックリした表情で俺を見た。

俺「そうかw
良かったw」

807: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:54:55.35 ID:9O7549PaO.net
サリナ「料理出来るようになったんだね?」

俺「そりゃコンビニ弁当ばっかじゃ体に悪いだろw

最初は苦労したんだ。
ハルも全然食べてくれなかったしなw
食えたもんじゃなかったよw」

サリナ「そっか。
すごいね。

ハルもすごく賢くなったし。
俺君頑張ってくれたんだね。」

808: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:57:13.72 ID:9O7549PaO.net
ハル「ちーまん。ちらい。」
ハルはピーマンをフォークでよけている。

俺「ハル。ピーマン食べないと大きくならないよ。
ずっと小ささいままだぞ」
ハル「ちいさい。やー」

サリナ「俺君。本当にパパみたいだねw」
サリナが笑って俺を見た。

サリナの笑顔。今日始めて見たような気がする。
いや、ずっと見てなかったな。

こうやって家族三人で食卓を囲むのは初めてだ。
だけど、これが最初で最後なんだ。

810: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 00:58:43.54 ID:9O7549PaO.net
ハルを寝かせて、電気を消し俺は畳に寝転ぶ。
サリナはハルと一緒に布団に入った。

全然眠れる気がしなかった。
ハルと過ごした1日1日を思い返していた。
ハルの寝顔を見るとまた泣きそうだ。

サリナ「寝れないの?」
背中を向けたサリナが言った。もう寝たと思っていた。

俺「すまん…」
何で謝ってんだ俺は。

812: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 01:00:06.01 ID:9O7549PaO.net
サリナ「俺君変わったね。
大人になった。
パパだよ本当。
ハルのこと本当に理解してるみたいだし。

ハルもすごくパパに懐いて。パパっ子だね」

俺「そりゃずっと一緒だったからなw

それにハルのおかげで、少しだけど成長できたんだよ俺も。
良い父親じゃなかっただろうけど。」

814: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 01:03:54.26 ID:9O7549PaO.net
俺「俺みたいな最低なクズ男でもさ。
こうやって父親できるんだ。

子供ってすげーよな。
どんな辛いことがあってもさ、
その笑顔を見るだけで、よし頑張ろって思えるんだよ。
子供の成長だけじゃない。それで親も成長していくんだなw」

ハルが初めてパパって呼んでくれた日。
俺は変わろうと思った。

ハルが自閉だと分かった時、父親としての自覚が出来た。
本当にハルのおかげなんだ。

817: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 01:06:21.86 ID:9O7549PaO.net
それから少し話した。

俺が帰らなかった頃のハルの話。
サリナが出て行ってからの俺とハルの話。
サリナが出て行った理由。
今は地方の友達のところで介護の仕事をしていると言ってた。

初めてサリナと向き合って話したような気がする。
本当に何もかもが遅すぎたと後悔した。

819: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 01:07:25.07 ID:9O7549PaO.net
サリナ「わたしね。後悔してるんだ…

あの日ハルを置いていったこと…
何もかもから逃げ出したくなって…
気づいたら電車に乗ってた…」

サリナは何度もハルに会いに保育園まで来ていたらしい。
何度か顔を見たけど、足が竦んでそばにいけなかったと言っていた。

820: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 01:09:11.48 ID:9O7549PaO.net
俺「これからは一緒だよ。
いっぱいママができるだろ?
2年間ハルも頑張ったし、サリナも頑張ったんだ。
ハルを大事にしてくれな。

こんな俺が言うのもなんだけど。」

サリナ「ありがとう…

でも俺君はそれでいいの…?」

821: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 01:10:41.62 ID:9O7549PaO.net
本当は駄目だと言いたい。
それでもハルの幸せはサリナと暮らすことなんだと自分に言い聞かせた。

俺「ハルにはママが必要だよ。

俺は大丈夫だ。
ハルにまた会いにいくし…
何か困ったことがあったらいつでも頼ってくれたらいい…」

サリナ「ありがとう…

ごめんね…」

その言葉がすごく心に響いた。
辛くてしかたなかった。

サリナは泣いているのか背中が震えていた。

822: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 01:15:28.65 ID:9O7549PaO.net
カーテンの隙間から、朝の日差しが差し込んだ。
ハッと目が覚める。
いつの間にか眠ってしまったらしい。


まわりを見渡す。
布団が畳まれていた。
どうやら俺が眠っている間に出ていったらしい。

俺「はぁ…」
ため息と共に全身の力が抜けた。

823: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 01:17:05.74 ID:9O7549PaO.net
「パパー。ごぱんするの」
えっ?ハルの声。

驚いて振り向くと、俺のそばでハルが目を擦っている。

俺「ママは?」

ハル「しなない…」

826: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 01:18:14.45 ID:9O7549PaO.net
テーブルを見ると封筒が置いてある。
慌てそれを取り出した。
中には手紙があった。
そして判のついた離婚届。

顔も洗わずそのまま手紙に目を通した。

827: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 01:19:09.97 ID:9O7549PaO.net
「俺くんへ
朝早いけど始発があるので、起こさないでそのまま出ます。
おじゃましました。
御飯おいしかった。ご馳走さま。

ハルは置いていくね。
夜中に起き上がって、俺君にくっついていったの。
俺君のそばじゃなきゃ安心して眠れないのかな。


ハルは俺君が本当に大好きみたい。
そんなハルの気持ち無視できないよ。

828: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 01:20:06.13 ID:9O7549PaO.net
離婚届は判を押して出して下さい。
今さらだけど、もし今の俺君となら幸せになれたかもね。
わたし本当に最低な妻で母親でした。
許して下さい。

本当に勝手ばかり言ってごめんなさい。
もう少し落ち着いたら必ず連絡します。


ハル 一度もママって言ってくれなかったな。
当然なんだけど、すごく寂しく感じた。
これから大変かもだけど、どうかハルをよろしくお願いします。

サリナ」

829: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 01:21:10.59 ID:9O7549PaO.net
手紙を置くとハルを強く抱きしめた。
自然に涙が溢れる。

俺「ハル。
ママ好きか?」

ハル「しゅきー」

俺「そっか。
ママまた会いにくるからな。
それまでおりこうにしてような。」

ハル「ハルおりこーよw」

俺「うん」

830: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 01:23:02.06 ID:9O7549PaO.net
サリナがハルを置いていったのは、きっと俺と同じ気持ちだったんだと思う。

もし、もう一度一緒に住もうと言っていたら、違う結果になってたのかな。


こうしてまた、
父親としての生活が始まる。
それが嬉しくて仕方なかった。

ずっと前は、
家族なんかで俺の人生犠牲にしてたまるかって思ったりしたこともあった。
でもさ、
誰かの為に生きるって大事だよな。

家族がいる。
守るモノがある。
それだけで幸せなんだ。

831: 名も無き被検体774号+ 2014/07/23(水) 01:24:49.41 ID:immTBOLg0.net
いい父さんになったな…

834: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 01:27:25.35 ID:9O7549PaO.net
とりあえずここまでにしときます。
続きはまだあるんだけど、スレも後少しなんで簡潔に書くべきならそうします。


とりあえずみんな本当にありがとう。
こんな時間まで付き合ってくれて。


--------------------------------
879: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 23:38:13.52 ID:9O7549PaO.net
みんないつもレスありがとう。 

サリナとのことはまだこれで終わってないんだ。 
後次スレは考えてなかったw 

ダラダラでいいなら、まだ書きます。 

883: 名も無き被検体774号+ 2014/07/23(水) 23:48:16.07 ID:BU96+GhO0.net
ダラダラばっちこーい 

884: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 23:51:03.49 ID:9O7549PaO.net
ありがとう。 
とりあえずグダグダになってきて申し訳ないが、続き書きます。 

886: 名も無き被検体774号+ 2014/07/23(水) 23:51:36.75 ID:Nw3SvFCR0.net
わくわく… 

887: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 23:52:26.53 ID:9O7549PaO.net
続き 
「見つけたぞ。 
お前が探してるやつ。」 

仕事中にツレからの電話だ。 
サリナとの事があって数週間が経った。 
あれから俺は人を探してた。 

888: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 23:54:21.99 ID:9O7549PaO.net
俺「今どこにいんの?」 
ツレ「ホストは辞めて、○○ってBARでバーテンしてんだと。」 
俺「そっか。 
分かった。ありがとう。」 

電話を切るとすぐ保育園に連絡した。 
用事で遅れるって。 

仕事が終わると、その足で電車に乗り込み繁華街へと向かった。 

890: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 23:56:41.97 ID:9O7549PaO.net
俺がサリナと喧嘩ばかりで、たまにしか家に帰らなかった頃のことだ。 

毎晩クラブに行ってはナンパばかりしてた。 
その時もツレと二人でナンパしてた。 

俺「ここ初めて?」 
女「うんw」 
ツレ(洋介)「良かったら、俺ここのオーナー顔きくからVIPいかない? 
おごるよw」 
ちょうど良さそうな女二人をタゲにした。 

891: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/23(水) 23:59:17.60 ID:9O7549PaO.net
女「行く行くーw」 

きつい酒飲まして、いい感じになったらカラオケかホテルに誘う。 
お決まりのパターン。 


俺「ねぇ、2人きりになれるとこいかね?」 
女A「いいよーw」 

俺「俺ら今から外出るけど、 
洋ちゃんはどうする?」 

洋介「じゃ俺らも行くか?」 
女B「うんw」 
そう言って出ようとしたとこでギャル男三人組に止められた。どうやらホストらしい。 

892: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:01:05.30 ID:9O7549PaO.net
ホスト1(リョウ)「おいクソ。 
お前俺ってやつか?」 
俺にわざと体をぶつけてきた。 
カチンときたけどとりあえず我慢。 

俺「ん? 
そうだけど何か?」 

ホスト2「ユミって女知ってんだろ?」 

ユミ?ユミ?んー知らない。 

俺「いや知らね。」 

894: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:04:12.75 ID:88SZrFFHO.net
リョウ「バカかてめー。 
アホなの? 

先週ナンパしただろ?」 

俺「ユミって女知ってる?」 
覚えがないので洋介に聞いた。 
ツレ「あーたしか先週ナンパした女じゃね? 

たしかユミとかって… 
確か趣味ホストとか言ってたよなw」 

俺「そんなのいたかなw 
ごめん。 
毎日ナンパしてるから忘れたわ。 

そのユミって女が何?」 

895: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:06:34.53 ID:88SZrFFHO.net
先週ナンパした女は、このホストの女だったらしい。 
でお冠なわけだ。 

リョウ「おいカスが調子のんなよ。 
人の女に手出しやがって。 
どう責任とんだ?あっ?」 
他の2人のホストはそれを見てニヤけてる。 

俺「でもあの女彼氏いねーって言ってたなw」 

リョウ「ぶっ殺す」 
俺の胸ぐらを掴むホスト。 

リョウ「頭ワリーの? 
なんなら恐い人呼ぼうか?」 

897: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:08:50.30 ID:88SZrFFHO.net
俺「落ち着けよホスト君。 
まあ、話しならゆっくり外でしよw」 

ナンパしてたら、こんなトラブルはしょっちゅうだ。 
だから一応、毎回彼氏持ちかどうか確認するんだけど。 
まあナンパに付いてくるような女は、たいがいいないって言うのは当たり前か。 

とりあえず女置いてツレとホスト3人と一緒に、表に出たわけだ。 

898: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:10:15.94 ID:88SZrFFHO.net
ガキの頃から喧嘩ばかりだったし、当然出た瞬間にボコボコにしたんだ。 

一番粋がってた、リョウってホストは
鼻の骨が変な方向に曲がって、血反吐吐いてた。 
泣いて許してくれって言ってたけど、
やる時はとことんやる性格だったから歯止めが利かなかった。 

氏んだんじゃないか?ってとこでようやくブレーキがかかった。 

902: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:12:09.83 ID:88SZrFFHO.net
俺「ごめんなー。 
ちゃんと生きてる? 

お前の女いい体してたわw」 
覚えてないけど。 

ツレ「ウホッ。 
こいつ財布に10万入ってる。 

手が痛てーし、慰謝料代わりにもらっとくかw」 

904: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:16:11.62 ID:88SZrFFHO.net
やりたい放題。本当無茶苦茶ばっかしてたんだよ。 

当然のようにその報いを受けた。 
ただし不幸はサリナに降りかかった。 

サリナが泊まったあの日、言ってたんだ。 

905: 名も無き被検体774号+ 2014/07/24(木) 00:16:16.70 ID:vA5ISy470.net
子育てだけ読んでると
すげーいい奴に思えるけど、ヤンチャしてたんだな 

906: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:18:00.14 ID:88SZrFFHO.net
俺が家にいないのに、リョウってホストと店のオーナーが来たと。 

リョウはすごい怪我をしてたらしい。 

俺にやられたから慰謝料払え。 
払わないなら刑事事件にすると言われたそうだ。 

夜中に何度もしつこく家に来たらしい。 

907: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:21:32.19 ID:88SZrFFHO.net
俺が刑務所に入るのが嫌だったのと、
俺が少しでも変わってくれるならと思い、渋々契約書にサインしたらしい。 

毎月10万の支払いはきつかった。 
俺とは連絡つかないし、 
貯金も底をついてた。 
パートだけじゃたかが知れてる。 

家賃も払えず支払いに追われ、とうとう精神的に限界がきた。 
そして現実から逃げてしまったとサリナが言ってた。 

何より俺を裏切ってしまった自分が許せないと。 
もう母親でいられないと思ったらしい。 

結局サリナを追い詰めたのは俺なんだよな。 

俺はクズすぎだ。 
本当。 
分かってたことだけど、 
結局サリナが出て行ったのは全て俺が悪いんだよ。 

910: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:27:39.38 ID:88SZrFFHO.net
ツレに教えてもらった○○って言うBARに到着した。 
ビルの二階で人気はなかった。 

【close】の表札がぶら下がっている。 
どうやらまだ店は閉まってるらしい。 

一つの覚悟をしてリョウに会いにきたんだ。 
ずっと自分の行いを後悔してきたんだよ。 
そして今回も。 

911: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:29:16.42 ID:88SZrFFHO.net
入り口の横で座って待ってるうちに、リョウがやってきた。 

リョウ「すんません。 
もうすぐ店開けますんで。」 
俺はすぐ気づいたけど向こうは気づいてない様子だ。 

俺「いや、 
客じゃないんすよ。 

リョウさんすよね?ホストやってた」 

リョウ「あーそうだけど。 
リョウは源氏名で本名は違うっすよ。 
あんた誰?」 

913: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:30:36.13 ID:88SZrFFHO.net
俺「俺っていいます。 
覚えてますか?」 
ハッとした顔をした。どうやら思い出したようだ。 

リョウ「な、何だよ。 

今さら? 
け、警察呼ぶぞ。コラッ」 
リョウの顔色が変わり動揺を見せる。 

914: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:31:39.37 ID:88SZrFFHO.net
俺「あのずっと前。 

クラブで俺がしたこと覚えてますよね?」 
俺は息を飲み目をつぶった。 

リョウ「わ、忘れるわけねーだろ。 
だから何だよ今さら。」 

俺「どうもすいませんでしたー」 
俺は土下座し頭を床につけた。 

915: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:32:36.59 ID:88SZrFFHO.net
俺「許してもらえるようなことではないのは重々承知です。 

でも、 
本当に本当にすいませんでしたー」 
俺は大声で謝った。 
何を今更って感じだけどな。 

それがリョウに火をつけたのは言うまでもない。 

916: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:33:36.78 ID:88SZrFFHO.net
リョウは立てかけてたモップで、俺の顔に目掛けてフルスイング。 
目の上を切ったのか血がタラタラと床に滴り落ちる。 

俺「すいませんでしたー」 
俺はすぐに姿勢を戻して謝った。 

リョウ「っざけんな。 
このカス」 
今度は蹴りだ。 

それでも姿勢を戻して謝った。 

917: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:38:48.98 ID:88SZrFFHO.net
リョウは完全にキレたのか、
何度も俺に蹴りを入れ、胸ぐらを掴んで顔をなぐった。 

リョウ「おいお前の嫁バカだよなw 
きっちり100万払ってよ。 

しかも追加で50万請求したら、もう金がねーって言うから、 
仕方なく体で払ってもらったわw 
子供産んだ割にいいカラダしてたわw」 

いつもの俺だったら、我慢せずに反撃してた。 
でも歯を食いしばった。 

サリナはそれを裏切ったと後悔してたんだ。 
責任は全て俺にあるんだ。 

919: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:41:50.28 ID:88SZrFFHO.net
痛みを通り過ぎて感覚がなくなった頃、
リョウも疲れたのかようやく手が止まった。 

リョウ「ハア。ハア。 

バカかお前。ハアハア」 

俺「すい…ません…でした…」 
口の中を切ってうまく喋れない。 

リョウ「チッきめー。 

もういいよ。ウゼーッ。 
その面二度と見せんな。」 

920: 名も無き被検体774号+ 2014/07/24(木) 00:43:21.37 ID:9xIsCZn60.net
リョウ金返せ 

921: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:43:53.29 ID:88SZrFFHO.net
そう言ってリョウは店へと入っていった。 
俺は気を失いそうだったけど、
どうにか持ちこたえて壁にもたれて座り込んだ。 

何故わざわざこんなことしたかって。 
自分への戒め。 
そして誠心誠意リョウに謝りたかった。 
ただの偽善だとか、自分に酔ってるだとか言われるかもしれないけど。 
それでも俺はきちんと謝りたかったんだ。 

何よりサリナはもっと辛かったんだよ。 

923: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:47:19.20 ID:88SZrFFHO.net
若気の至り? 
昔はやんちゃしてました? 
ダッサ。 
そんな父親嫌だよな。 

これから先、もしハルが誰かを傷つけたとして。 
俺はどんな顔でハルを叱ればいいのか。 
こんな俺がハルに何て教えたらいいんだ。 

怪我をさせて謝らない親が、息子に謝れなんか言えるか? 

こうでもしないと、俺自身納得がいかなかったんだ。 
これが良かったと言うわけじゃないんだけど。 
それでも、俺は誇りを持って息子にいけないことはいけないって言いたい。 

少しでも良い父親になりたかった。 

925: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:51:48.45 ID:88SZrFFHO.net
うわー、しまった。 

保育園からの電話でハルの迎えを思い出した。 
俺はタクシーに乗り込んで急いで保育園に向かった。 
まあ体が痛くてゆっくりだったけど 。 

ボロボロな俺の姿を見て、運転手さんがすごく心配してたのを覚えている。 

926: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:52:57.26 ID:88SZrFFHO.net
ハルと佐々木先生が門の前で待っていた。 

ハル「パパーw 
おかえりー」 
ハルがよってきた。 

俺「おそくなって…ごめんな…」 

佐々木先生「キャッ。どうしたんですか? 
その怪我…」 

927: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:56:13.91 ID:88SZrFFHO.net
俺「すいま…せん…痛ッ 

転んじゃって…」 

すぐに近くの病院で手当てをしてもらった。 
結構痛い所だらけだったけど、体だけは丈夫だったんだよな俺。 

928: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 00:58:16.81 ID:88SZrFFHO.net
俺「大した怪我じゃなくて良かったっす。 
本当迷惑かけてすいません…痛ッ」 

佐々木先生「どこが大したことないんですか? 

大怪我じゃないですか?」 

俺「すいません…面目ない…」 

ハル「パパー、イタいの?イタいの?」 
ハルが心配そうに俺を見る。 

929: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 01:00:12.15 ID:88SZrFFHO.net
俺「心配かけてごめんなー。 
もう大丈夫だよ」 
そう言ってハルの頭を撫でた。 

佐々木先生「いったいどうしたんです? 

転んでこんな怪我…ありえないです」 

俺は佐々木先生に簡単にだけど理由を説明した。 

930: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 01:01:44.17 ID:88SZrFFHO.net
佐々木先生「はぁ」 
佐々木先生が深く溜め息をついた。 

俺「本当にすいません。」 

佐々木先生「駄目ですよ。 
許せません。 

喧嘩なんて信じられない。 
大の大人が。 
もしもお父さんに何かあったら、ハルちゃんはどうなるんですか? 
ハルちゃんのこともっと考えてあげて下さい。」 

931: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 01:02:49.22 ID:88SZrFFHO.net
ごもっともだ。 
単細胞すぎる俺。 
でも何だかすっきりしてる。 

佐々木「お父さん?昔にどれだけ間違いを犯しても関係ないです。 

父親なんだからハルちゃんが間違ってたら、きちんと注意すればいいんですよ。 
それが親なんだし、誰だって子供には正しく生きてほしいと思うのは当然なんですから。 

お父さんが間違いに気づいたってだけで十分じゃないですか?」 

932: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 01:05:05.07 ID:88SZrFFHO.net
俺「はい」 

佐々木先生「父親なら、過去にどんな悪いことしてきても。 

子供のためなら手本になれるでしょ。 
大事なのは今ですよ。」 

俺「はい」 

正論だ。 


佐々木「よろしーwもう絶対にこんなことしないって、
ハルちゃんにもわたしにも約束して下さい。」 

俺「はい。約束します。」 

佐々木「明日はわたしが朝ハルちゃん迎えに行きますから。 

ちゃんと体を休めて下さいね。」 

933: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 01:06:35.94 ID:88SZrFFHO.net
どうもこの先生といたら調子が狂う。 
でもこうやって、
真剣に間違いを正してくれる人がいるってことは俺には大切なんだ。 

彼女の言葉はハルのためなんだ。 
本当に勉強になった。 

まだまだ父親としては未完成だと実感させられた。 

937: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/24(木) 01:13:33.38 ID:88SZrFFHO.net
スンマセンとりあえずここまで。 

940: 名も無き被検体774号+ 2014/07/24(木) 01:15:37.38 ID:twSuqGZR0.net
>>937 
おつかれ 
次投下はじめたらスレたてるよ 


※クズの俺が父親になった話★2より
157: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/28(月) 08:42:27.46 ID:E4SvdPPPO.net
すまん。 
スレ立ててくれた人ありがとう。 
体調崩して来れなかった。 

色々指摘あるが、10年近く前の話なんだ。スルーしてもらえると助かる。 
シリアスな話しになるのは申し訳ない。 
いい思い出もたくさんあるんだ。ただ書きたいことだけ書いていく。 
今日夜書けたら書きます。 

193: 名も無き被検体774号+ 2014/07/28(月) 23:17:54.18 ID:7t35hwr50.net
>>1よ待ってたぞ! 

195: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/28(月) 23:57:43.54 ID:E4SvdPPPO.net
すまん遅くなった。 

やることやったらすぐ書いていきます。 

198: 名も無き被検体774号+ 2014/07/29(火) 00:13:01.95 ID:3e7x9HJW0.net
>>195 
無理しないペースでおk 

199: 名も無き被検体774号+ 2014/07/29(火) 00:18:55.19 ID:iuEiTLPa0.net
>>195 
おかえり 

201: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 00:37:09.66 ID:JjzRc+udO.net
続き 
ハルは6歳になった。 
随分お兄ちゃんになったんだ。 
一年前まではまだまだお子ちゃまだったのにな。 

こだわりが強いせいか、計画通りにいかないといつも泣き叫んで怒ってた。 
うまくいかないことがあっても、 
それに合わせながら毎日のスケジュールをたて、少しずつだけど改善してきた。 

202: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 00:38:47.43 ID:JjzRc+udO.net
今は一人でも随分自分のことが出来るようになった。 
靴を履くのも、歯を磨くのも人まかせだったのに。 

ハル自身、自分で何でも挑戦する楽しみを覚えた。 
これも保育園の協力のおかげだ。 
精神科の先生もハルの成長をすごく褒めてくれてた。 
俺自身もすごく驚いてたな。 

203: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 00:40:31.53 ID:JjzRc+udO.net
ハル「パパ? 
アンパンマンはバイキンマン、パンチするのよくないね?」 
悲しそうな顔で、昨日借りたアンパンマンのDVDを見ていた。 
俺「うん、そうだなw」 

ハル「あーーーん。(泣) 
バイキンマンイタいよー 
かわいそーなのー」 
クライマックスでは必ず本気で泣くハル。 

204: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 00:41:45.06 ID:JjzRc+udO.net
俺が常々痛いことしちゃ駄目だって言ってる。 
ハルはアニメでも十分に痛いことが伝わっているようだ。 

人と接しても、相手の気持ちや感情の理解などができないハル。 
やっぱりこだわりは強かったけど、
それでもハルなりに思いやりがあって優しい子に育ってくれてる。 

それが何よりも嬉しかった。 

205: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 00:43:02.03 ID:JjzRc+udO.net
就学相談を終え。 
来年はいよいよ小学校だ。 
ハルにとっての分岐点。 
俺もこの時ばかりは慎重になった。 

職員「ハルちゃんは十分通常の小学校での教育を受ける適性はあります。 

お父さんはどうお考えですか?」 
判定前の希望を聞かれた俺は、すぐに答えることが出来なかった。 

ハルを通常の小学校に通わせるべきなのか。 
特別支援学校に通わせるべきなのか。 

207: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 00:44:41.55 ID:JjzRc+udO.net
一度地域にある特別支援学校と、小学校に見学に行った。 
ハルは通常の小学校に行くのをすごく楽しみにしていたんだよ。 
何しろ仲良しのマイちゃんがいるんだ。 

見学の時にも、マイちゃんやマイちゃんの友達と運動場で走り回ってた。 
ハルちゃん可愛いって言われて嬉しかったんだろうな。 
家に帰っても、 

ハル「○○おねーちゃんがカワイイって言ってたのw 
カワイイ?」 

俺「可愛いよw」 

ハルは可愛いって言う単語が好きなんだ。興奮して嬉しそうにするハル。 
その姿がとても愛らしい。 

208: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 00:49:16.57 ID:JjzRc+udO.net
俺は将来ハルにとって一番良い選択をしてやりたいと望んでる。 


確かにハルの成長は思った以上に早かった。 
同年代の健常児の子達とも、差ほど変わらない感じだと思う。 

少し前までは考えられなかったことなんだよな。 

でも、不安で仕方なかったんだ。 

209: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 00:52:43.57 ID:JjzRc+udO.net
佐々木先生「判定で通常の小学校でも大丈夫だったそうですね? 

本当に良かった」 

俺「ありがとうございます。」 


佐々木先生「なんか浮かない顔。 

どうしたんですか?」 

本当は喜ぶべき事なんだよ。 
でも俺はそう簡単に、手放しで喜ぶことが出来なかった。 

210: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 00:53:52.04 ID:JjzRc+udO.net
観察での全体行動に関しては問題ないと言われた。 
ただしコミュ力に関しては少し不安が残る。 

この1年本当にハルは頑張った。 
支援サークル活動での一泊二日のキャンプ。 
地域の子供会での旅行。 
不安だったけど、ハルにとってもプラスだと言われ俺は着いていかなかった。 

少しずつ慣れない環境に触れさせ、沢山の人達の支援の中成長していった。 

211: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 00:55:08.78 ID:JjzRc+udO.net
このまま普通の小学校に入学して、学力はついていくことは可能かもしれない。 

でも、まわりと少し違うハルは友達と溶け込むこともできず、
孤立していじめにあったりするんじゃないか。 
どうしてもそうマイナス思考になってしまう。 

ハルの意思を尊重するのであれば、
せっかく適性のある通常の小学校に入学させるべきなんだが。 

212: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 00:59:02.10 ID:JjzRc+udO.net
何より俺が一番不安だったのは、ハルの安全面だった。 

日課の散歩での出来事。 
車道に一匹のカエル。 
恐らくそばの池から移動してきたんだろう。 

急に俺の手を振り解き、道路に飛び出すハル。 
あっ、危ない! 
急ブレーキの音で一瞬血の気がひいた。 

214: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:01:12.31 ID:JjzRc+udO.net
ハルから僅か2メートル先で車は急停車。 
本当に危なかった。 

ハルは車が来たことなんて気にせず、
そのカエルを手でもちフラフラと池まで歩いていった。 
運転手さんに謝ってハルの元へ。 

俺「ハル危ないだろ? 
車にひかれるとこだったぞ。」 

215: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:02:17.08 ID:JjzRc+udO.net
ハル「カエルさん大丈夫だよw」 
笑顔で俺を見るハル。 

俺「ハルは大丈夫かもしれなかったんだよ。 

道路に飛び出したら危険なんだからな。痛いじゃ済まないだろ?」 

ハルはキョトンとした顔で俺を見る。 

216: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:03:18.43 ID:JjzRc+udO.net
ハル「カエルさんは痛くてもいいの?」 

俺「よくないよ。 
でも、ハルが死んじゃったらパパ悲しいだろ?」 

ハル「カエルさんが死んじゃってもいいの?」 

俺「パパはハルもカエルさんも死んでほしくないんだよ。」 

ハル「カエルさん死ぬのいやー」 
泣き出すハル。 

どうやらハルは、昆虫や小動物。 
小さな命は守らないといけない。 
そう思っているんだ。 
間違いではないんだけどな。 
ハルはその受け取り方が少し違ってた。 

217: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:04:27.91 ID:JjzRc+udO.net
その件以来、トラウマになってしまった。 

小学校は保育園とは違う。 
四六時中先生がそばにいるわけじゃない。 
危険な場所もたくさんあるんだ。 

もしハルが通常の小学校に通うことを考えると、気が気でなくなる。 

俺の中では、特別支援学校にするべきだ。と答えが出ていた。 

必ず一人担当の先生もいる。 
送り迎えだってバスできちんとしてくれるんだ。 

そばにいれない間は、やはり安心できる場所にハルを預けたい。 
そう考えていた。 

218: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:09:48.75 ID:JjzRc+udO.net
佐々木先生には自分の気持ちを正直に伝えた。 

佐々木先生「ハルちゃんはこれから成長していくにあたって、たくさん壁にぶつかると思うんです。 

それを支えるのがお父さんであって、私たちまわりにいる大人なんだと思います。」 

俺「はい」 

219: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:10:49.12 ID:JjzRc+udO.net
佐々木先生「環境が変われば、誰だって不安になるもんですよ。 

それでも自立するために、みんな挑戦していくんですよねw」 
ニッコリ笑う佐々木先生。 

221: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:12:40.47 ID:JjzRc+udO.net
佐々木先生「ハルちゃんにとって、今成長の過程で一番大事な時期なのかもしれませんね! 

ハルちゃんのやる気を見守ってあげるのも親の役目ですよ。」 

俺「でも、俺の知らない所でハルが傷ついたりするかもって思うと…」 

222: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:17:04.72 ID:JjzRc+udO.net
佐々木先生「ハルちゃんなら頑張れる。 
そう信じてみませんか? 

生意気言ってすいませんw」 


少し気が楽になった。 
俺自身がハルは他の子達と違うって区別していた部分が大きかった。 
それは親として一番駄目なことなんだと気づいたような気がする。 
もっとハルを信じて、成長を応援していかなければいけないな。 
馬鹿みたいに悩んで本当に情けないよ。 

225: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:19:02.38 ID:JjzRc+udO.net
育児サークルや発達障害の支援セミナーの人達からも、
ハルにとって通常の小学校に通わすのはプラスだと後押しされ。 
小学校の校長からも、様子を見ながら支援級での
学習も取り入れると言われ進学を決めることにした。 

親とは不思議なものだ。 
自分の事以上に子供の将来を考えてしまう。 

226: 名も無き被検体774号+ 2014/07/29(火) 01:19:23.06 ID:6URIBQLO0.net
ハルくん‥ 
頑張れ! 

227: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:20:22.71 ID:JjzRc+udO.net
そしてハルは、通常の小学校へと進学することになった。 

俺もこの時、新しい挑戦をすることにしたんだ。 

会社の社長から何度も正社員にならないかと言われてた。 

それでも保育園の迎えなどの時間や、少しでもハルとの時間を作りたかったこともあり、 
ずっと断ってきたんだ。 

会社に迷惑かかるからな。 

228: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:21:26.87 ID:JjzRc+udO.net
社長「そうか? 
残念だな。一番期待してた若手だったのに。」 

俺「すんません。 
俺なりに色々考えまして、 
そろそろ自分の将来もしっかり見つけようと思います。 

本当にお世話になりました。 
社長には助けてもらってばっかりで。 
この御恩一生忘れません」 
俺はお世話になった会社を辞めることにした。 

それは自分のため、ハルのため。 
ハルは新しいことに挑戦する。それは勇気がいることだ。 
俺がいつまでもアルバイトしてるんじゃ駄目だ。 
そう思った。 

230: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:23:23.67 ID:JjzRc+udO.net
社長「そうか。そうか。 

頑張れよ。 
いつでも戻ってこい。 
お前は息子同然なんだからな。」 

社長は泣いて見送ってくれた。 
本当にいい人だよ。 
本当に助けてもらった。 
家も無く路頭に迷ってる俺を拾ってくれたんだ。 

本当に子供のように可愛がってくれた。 
いろんなことを教えてくれた。 

感謝してもしきれない。 

232: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:24:32.52 ID:JjzRc+udO.net
俺とハルは新しい1DKのマンションに引っ越した。 
新規一転新しい生活が始まる。 
俺はすぐ仕事が決まった。 

成長したよ。 
昔は何十回も面接を受けて、何一つ採用されなかったのにな。 

前からずっとやってみたいと思ってた仕事だ。 
堅物だけど男気のある親方のいる工務店。 
見習いから修行することになったけど、将来大工になりたいと思った。 

234: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:28:37.77 ID:JjzRc+udO.net
昔から工作が好きだったんだ。 

いつか一人前になってハルのために家を建ててやりたい。 
庭にはブランコ。 
ハルの部屋には俺の作った玩具や子供用の家具。 

夢が膨らむ。 
俺は幸せな理想の親子を想像した。 

それだけで頑張れるんだ。 

235: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:30:29.58 ID:JjzRc+udO.net
入学式。 
大きなランドセルに制服。 
ピカピカの一年生。 

ハル「一年生の、松井ハルでしゅ」 
家の中で何度も自己紹介の練習をするハル。 

なんだか大人になったみたいで、少し誇らしい気持ちになった。 

卒園式では佐々木先生とお別れってことで、
先生のそばから1時間も離れず困らせてたのにな。 
随分泣いて大変だった。 

236: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:37:59.06 ID:JjzRc+udO.net
すまん。 
大丈夫じゃなかったかもだ。 

240: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:40:17.29 ID:JjzRc+udO.net
夏が過ぎ秋が過ぎた。 
色々大変だけどハルは毎日が楽しいみたいで、
小学校に通わせて良かったのかもと少し安心していた。 


ハルが2年生になったある日、仕事中に学校から電話がかかってきた。 

241: 名も無き被検体774号+ 2014/07/29(火) 01:40:40.56 ID:9FhBaPen0.net
おいまさか 

242: 名も無き被検体774号+ 2014/07/29(火) 01:40:52.07 ID:G7UO6YZr0.net
やめろ 

243: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:41:35.15 ID:JjzRc+udO.net
先生「お仕事中すいません。 
支援級の山下です。 
今日クラスのお友達が…」 

俺は仕事を早上がりし、急いで学校にむかった。 

職員室に着くなり、支援級の先生が俺に話しかけてきた。 

山下先生「お忙しい中すいません。 

今ハルちゃん、別室で担任の先生とお話中なんです。」 

244: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:42:43.43 ID:JjzRc+udO.net
俺が呼び出された理由。 

体育の授業があると言うことで、休み時間にみんなで移動していたそうだ。 
その途中、階段から同じクラスの生徒を、ハルが突き飛ばしたと言うんだ。 

被害を受けた生徒の男の子は頭を打ったそうだが、大きな怪我はしていない。 
大事をとって病院に行ったらしいのだが。 

245: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:43:41.21 ID:JjzRc+udO.net
まさかと思った。 
ハルが誰かに危害を加えるなんて。。。 
今までそんな事なかった。 
ハルはそんな攻撃的な性格じゃないんだ。 

俺はハルのいる別室に入った。 

246: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:47:18.70 ID:JjzRc+udO.net
担任「ハル君、黙ってても先生分からないの。 

何で突き飛ばしたりなんかしたの? 
先生に教えてちょうだい。」 
きつい口調でハルに問いかける担任。 

ハルはボーっと担任の口元だけ見ている。 
無表情で。 

248: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:49:07.19 ID:JjzRc+udO.net
俺「先生すんません。」 
それを見てすぐにハルの元に詰め寄った。 

担任「ハル君。 
パニックになって興奮してたんですが、 
ようやく落ち着きました。 

クラスの友達の大(ダイ)くんを階段の上から押したそうなんですが、
どうしてそんなことしたのか聞いても答えてくれなくて。」 

249: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:50:08.20 ID:JjzRc+udO.net
俺「押したそうなんですがって? 
先生はそばにおられなかったんですか?」 

担任「えー。体育の移動は生徒のみでしますので。」 

俺「じゃあ何でハルがやったって言うんです? 
見たわけでもないのに。」 
俺はムッとした感じで話す。 

250: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:51:11.96 ID:JjzRc+udO.net
担任「他の生徒が、ハル君が押したと言ってます。 
押された本人もハル君に急に押されたと言ってました。」 

ただの決めつけだ。 
ベテラン教師だか知らないがふざけんな。 

俺「ハル? 
どうした?友達が階段から落ちたんだって? 

それ見てたか?」 
ハルに優しく問い掛けた。 

ハルは黙って首を振る。 
目には大粒の涙を浮かべていた。 
大分泣いたんだろう、頬に涙の後が残っていた。 

251: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:52:25.93 ID:JjzRc+udO.net
恐かっただろう。 
ずっと質問攻めされてたのかもしれない。 
一人でよく頑張った。 
俺はハルの頭を撫でた。 

「父親が息子を信じないでどうする」 
あの日の親父の言葉が蘇る。 

俺「ハルは階段から友達を突き飛ばしたりなんかしてません。 

ハルがそんなことするわけありません。」 

俺は歯を食いしばって言った。 

253: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:54:28.38 ID:JjzRc+udO.net
担任「でも子供達が見てたんですよ。 
それに何故ハル君は否定しないんですか? 
私に何も答えてくれないんですよ」 
担任が俺を見る目。 
それが全てを物語っている。 

俺「あんたそれでも教師か? 
あんたみたいな先生だから何も答えないんだよ。」 

大声で怒鳴った。 
今にも掴み掛かりそうだったが、 
ハルがビックリした顔をしたので、自分を落ち着かせた。 

254: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 01:55:38.08 ID:JjzRc+udO.net
俺「それでどうしたいんすか?」 
冷静を装う。 

担任「あの…ちゃんと大ちゃんにも御両親にも謝って頂ければ…」 

その言葉で怒りが頂点に。 

俺「ハルには謝る理由ないでしょ。 
もっとちゃんと調べて下さい。 

万が一ハルがやったなら、俺が土下座して謝りますんで。」 
再び怒り出す俺。 

担任「万が一と言われましても…」 

258: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 02:00:55.79 ID:JjzRc+udO.net
その声に心配してか、山下先生と教頭が部屋に入ってきた。 

半ば無理矢理話を遮られ、とりあえず後日話し合いの場を設けると言われた。 

悔しくて仕方なかった。 
ハルはきちんと答えられない。 
パニックになってしまって、ただその場にいるのが不安だったんだから。 

それを良いことにハルを犯人扱い。 

ハルがまわりと違うからなのか? 
ハルが自閉症だからなのか? 

そうとでも言いたいよな表情でハルを見ていた。 
俺を見ていた。 

悔しかった。 
本当に。 

259: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 02:06:41.25 ID:JjzRc+udO.net
帰り道。 
手を握り、ハルの歩幅に合わせてゆっくりと歩いた。 

ハル「パパー帰ろうねw 
今日ねカメさんにエサあげたの。 

カメさん食べてくれたよw 
いっぱいいっぱい」 
無邪気なハル。 

さっきのことは忘れたのか、俺に気を使ってるのかは分からない。 
それでも悔しくて涙が出た。 
ハルのその時の気持ちを考えると、胸が締めつけられた。 
ただのリンチじゃないか。 

ハルは悪くない。 
ハルは嘘をつかない。 
そんな子じゃないんだ。 
悪い事とか、いけない事の区別がまだ分からないかもしれない。 
それでも俺はハルを信じる。 
先生にあんな事言ったけど後悔なんてしてないんだ。 


あの時の親父の気持ちが今はすごく分かるような気がする。 

そして3日後。 
緊急で保護者会が開かれることになった。 

260: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/29(火) 02:08:05.95 ID:JjzRc+udO.net
そろそろ寝ます。 
続きはまた 

261: 名も無き被検体774号+ 2014/07/29(火) 02:08:20.77 ID:G7UO6YZr0.net
おつかれ! 
待ってるよ 

262: 名も無き被検体774号+ 2014/07/29(火) 02:10:01.61 ID:207OpeCo0.net
お疲れー!おやすみ! 

264: 名も無き被検体774号+ 2014/07/29(火) 02:14:55.54 ID:quHiFLqX0.net
お休み! 

290: 名も無き被検体774号+ 2014/07/29(火) 19:29:31.00 ID:n/4eNZJ5i.net
設定がスカスカすぎるわ 
知識が無いなら、自閉症ネタなんか書くなクズ野郎 

291: 名も無き被検体774号+ 2014/07/29(火) 21:09:55.50 ID:oE7+fug1i.net
>>290 
安心しなよ。お前の脳みその方がスカスカだから。 

295: 名も無き被検体774号+ 2014/07/29(火) 21:32:10.01 ID:iSSge8iK0.net
もちつけお前ら 

301: 名も無き被検体774号+ 2014/07/29(火) 22:53:15.07 ID:MlMEMm4y0.net
気にしないで>>1は続き書いていいぞ 

302: 名も無き被検体774号+ 2014/07/30(水) 00:29:53.34 ID:Fb8PiNu/0.net
>>301 
全くその通り 

354: 名も無き被検体774号+ 2014/07/30(水) 22:10:37.78 ID:XO9TQqSNO.net
1だけど今年は節目の年なんだ。 
嫌な気分で過ごしたくないのでもう書かないよ 

後は勝手にスレ使ってくれ 

356: 名も無き被検体774号+ 2014/07/30(水) 22:12:29.42 ID:XO9TQqSNO.net
あっすまん 
俺がたてたんじゃないけど 
読んでくれた人どうもありがとう 

370: クズ 2014/07/30(水) 23:01:48.94 ID:XO9TQqSNO.net
本当に1です。 
俺の人生のあったことを書いてここまで否定されるとは思わなかった。 

もう続きは書かないよ。本当に。 
6月に籍入れたばかりなんだ。 
その節目に書いてみたんだよ。 
息子の自閉症に関しても、設定だと言うのはいいが否定される覚えはない。 
あまり深く書きたくなかっただけ。 
息子は4年前に亡くなったんだ。こんな気持ちになるなら書くんじゃなかったよ 

371: 名も無き被検体774号+ 2014/07/30(水) 23:04:08.70 ID:2SFLRaaF0.net
>>370 
少しながら応援してる人もいるってこと 
忘れないでくれよ 

373: 名も無き被検体774号+ 2014/07/30(水) 23:06:04.06 ID:K/gv78Bg0.net
>>370 
楽しみにしてたんだがな…。
叩く奴は無視して欲しいところだが
>>1が我慢してまで書く必要はない。
続き読めないのは残念だけどここまで書いてくれてありがとう、読めて良かった。 

406: 名も無き被検体774号+ 2014/07/31(木) 01:01:00.39 ID:8kOzqycf0.net
>>370 
残念だ 
とても残念だ。 
ハル君のご冥福をお祈りします。 

499: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/08/01(金) 02:23:34.02 ID:lJl428nMO.net
とりあえずなりすましじゃないとだけ 

まあ気ー悪くする人ばかりだろうからここまでにしとくよ 


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引用元 クズの俺が父親になった話
    クズの俺が父親になった話★2