187:ゆき 2014/06/22(日)09:05:22 ID:zy3QIeERz
次の日、起きたのはいつもよりずっと遅くの時間でした。
迷った末に、ゆきに「昨日のなに?」と
メールを送ってみましたが、返信が何時間待っても来ない。
メールを送ってみましたが、返信が何時間待っても来ない。
ああ、部活だわ。と気付きました。
しかし、気になって気になってしかたなかった。
謎でした。なんでこんな、派手でもなければ
色気もない幼馴染にキスなんかしたのでしょうか。
色気もない幼馴染にキスなんかしたのでしょうか。
男子特有のあれだったのでしょうか。
それにしても妥協しすぎじゃないか…
それにしても妥協しすぎじゃないか…
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188:ゆき 2014/06/22(日)09:05:43 ID:zy3QIeERz
こんなことをぐるぐる考えていると、昼頃にメールが来ました。
「会って話したいんだけど、いいですか?」
警戒心は十分にあったので、
公民館の近くに呼び出しました。
公民館の近くに呼び出しました。
木の下で、いらいらしながら待っていると、
奴が走ってきました。
奴が走ってきました。
189:ゆき 2014/06/22(日)09:06:17 ID:zy3QIeERz
ゆき「ごめん、遅くなった」
1「メールしたほうが遅れるとか」
ゆき「申し訳ないです。お詫びです、1様」
ゆきはコンビニの袋を渡してきました。
なんと、ハーゲンダッツのバニラが入っていました!
なんと、ハーゲンダッツのバニラが入っていました!
少し気をよくして、
アイスをいただいていると、ゆきがじっと見てきました。
アイスをいただいていると、ゆきがじっと見てきました。
190:ゆき 2014/06/22(日)09:06:41 ID:zy3QIeERz
ゆき「それでさ」
1「何すか」モグモグ
ゆき「昨日のこと…」
1「ああ、メダパニ」
ゆき「メダパニって…。一応、本気だったんだけど」
1「きもい」モグモグ
ゆき「酷い…」
191:ゆき 2014/06/22(日)09:07:01 ID:zy3QIeERz
しばらく放置し、アイスを頬張っていると、
ゆきが隣に腰掛けました。
ゆきが隣に腰掛けました。
あーん、と口を開けてきたので、アイスを掬って、口に入れる
ふりをして、抜いた雑草をぶちこみました。
192:ゆき 2014/06/22(日)09:07:23 ID:zy3QIeERz
ゆき「くぁwせdrftgyふじこ」
1「wwww」
ゆき「はにふんだよ!!!」
ゆきは涙目で、口を濯いでいました。
193:ゆき 2014/06/22(日)09:07:44 ID:zy3QIeERz
しばらくハーゲンダッツを見つめていましたが、
空になると諦めたように
空になると諦めたように
ゆき「昨日のメール、ちゃんと読んだの」
1「ううん」
ゆき「!な、なんで」
1「うそ。読んだ」
ゆき「え、じゃあ、じゃあ返事は…?」
ゆきは今にも泣きそうな顔でこっちを見てきました。
194:ゆき 2014/06/22(日)09:08:10 ID:zy3QIeERz
何も言えませんでした。
1「…いやー、釣り合わないよ」
ゆき「1ちゃんに俺が?」
1「逆だよ馬鹿か」
ゆき「なんで。そんなことない」
1
「いーや、あるね。ゆきの顔と性格なら、
もっと可愛い子彼女にできるって」
「いーや、あるね。ゆきの顔と性格なら、
もっと可愛い子彼女にできるって」
我ながらひねくれた返事でした。
195:ゆき 2014/06/22(日)09:08:55 ID:zy3QIeERz
ゆき「1ちゃんは可愛いもん」
1「そういうお世辞がいっちばん嫌い」
ゆき「俺から見たら、可愛い」
1「眼科行け眼科」
ゆき「俺視力AA。1ちゃんと違って」
1「とにかく無理、ってかダメ」
196:ゆき 2014/06/22(日)09:11:34 ID:zy3QIeERz
ゆき「どうして…」
1「だから、ゆきと私じゃレベルが違いすぎるから」
ゆき「…」
ゆき「俺が、女装趣味だから?」
ハーゲンダッツ噴出するかと思った。
1「そういう理由じゃない、絶対違う!」
ゆき「そっか。何か安心したw」
197:ゆき 2014/06/22(日)09:11:58 ID:zy3QIeERz
1「…」
ゆき「それじゃあ、あの理由じゃ納得できないんだけど」
ゆき
「レベル云々とかじゃなくて、
こう、違うでしょ。上手くいえないけど」
「レベル云々とかじゃなくて、
こう、違うでしょ。上手くいえないけど」
1「…んー」
ゆき「1ちゃんは、俺の事嫌い?」
1「…普通」
ゆき
「普通かー…。
じゃあ、これから何をすれば好きになってくれる?」
「普通かー…。
じゃあ、これから何をすれば好きになってくれる?」
1「必死か」
ゆき「当たり前じゃん。本当に、本当に好きなんだもん」
1「…」
なにこいつ、恥ずかしい。
198:ゆき 2014/06/22(日)09:12:20 ID:zy3QIeERz
最初はもちろん、笑いながら断るつもりでした。
けどゆきは、こんな私に、可愛そうなくらい必死でした。
けどゆきは、こんな私に、可愛そうなくらい必死でした。
ゆき「…やっぱ、嫌?」
1「…」
かわいいなー、と思いました。犬みたいで。
ゆきはしょんぼりして、うつむいてしまいました。
ムネが痛くなるくらい、
その顔が切なげで、どうしていいか分からなくなりました。
その顔が切なげで、どうしていいか分からなくなりました。
199:ゆき 2014/06/22(日)09:12:47 ID:zy3QIeERz
慰めようと、ゆきの頭に手を載せ、わしゃわしゃしていました。
ゆき「ちょww犬ですかww」
1「うん、犬みたいww」
ゆきは笑いながら、おふざけに付き合ってくれました。
その顔は、絶対無理して笑っていました。
その顔は、絶対無理して笑っていました。
200:ゆき 2014/06/22(日)09:13:37 ID:zy3QIeERz
気付いた時には、私はゆきを抱きしめていました。
ゆきは、私の腕の中で硬直していました。
ゆきの、汗と制汗剤の匂いがしました。
ゆきの、汗と制汗剤の匂いがしました。
ゆきはその硬直もつかの間、すぐに私の背中に手を回してきました。
苦しそうに荒く息をしながら、ぎゅーっと抱きしめてきました。
ゆきは何度も、私の名前を呼んできました。
ゆきの声は掠れていて、情けなかった。
201:ゆき 2014/06/22(日)09:14:17 ID:zy3QIeERz
私は、ゆきの頭をぽんぽんしながら、
ゆきの呼ぶ声に返事をしていました。
ゆきの呼ぶ声に返事をしていました。
やがてゆきは、焦れたように言いました。
ゆき「1…」
1「はい」
ゆき「俺、好きなんだけど…」
1「ど、どうも」
ゆき「…付き合って。ね?」
その言い方が、
すごく甘えん坊なかんじがして、正直萌えました。
すごく甘えん坊なかんじがして、正直萌えました。
もういいや、ままよ、と思って、
しょうがないな!いいよ!と叫びました。
しょうがないな!いいよ!と叫びました。
ゆきは、顔を真っ赤にして「くぅううううう」と
耳元で声を絞り出していました。
耳元で声を絞り出していました。
202:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)09:14:17 ID:AwCiT6AC1
wktk
203:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)09:14:55 ID:AwCiT6AC1
(゚∀゚)キタコレ
205:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:00:01 ID:zy3QIeERz
ゆきは何度も私の手を握ってぶんぶんして、
ありがとうを連発していました。
ありがとうを連発していました。
私は恥ずかしくて、苦笑いしながらそれに付き合いました。
その日は、二人で手を繋いで帰りました。
ゆきは、スキップでもしそうな浮つきようでしたw
これが、夏休み2週間目くらいのことです。
だらだら書いてますが、結構展開が早かったような。
だらだら書いてますが、結構展開が早かったような。
余談ですが、その日の夜おばちゃんとご飯を食べてると、
何故か赤飯が出てきました。
何故か赤飯が出てきました。
嫌な予感がしました。
206:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:00:19 ID:zy3QIeERz
おば「あんた、ゆきと付き合うことになったのねww」
1「」
おば「ゆきのばーちゃんが、近所中に触れ回ってたわww」
1「」
何故言う、ゆき。そして何故広める、お婆ちゃん。
おば「ってか、まだ付き合ってなかったのねww」
1「…」
おば「まあ、お幸せにねww」
死にたかった。
207:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:00:36 ID:zy3QIeERz
そんなハプニングもありましたが、
まあ、順調にゆきと私の交際は始まりました。
まあ、順調にゆきと私の交際は始まりました。
かといって、ゆきの女装癖は止みませんでした。
二人でおしゃれをして、
お出かけするという奇妙なデートもありましたねw
お出かけするという奇妙なデートもありましたねw
大体、ゆきの方に視線が集まっていて嫉妬しましたww
トイレから帰ってきたとき、
ゆきがナンパされていたこともありました。
ゆきがナンパされていたこともありました。
ゆきは顔を真っ白にしてキョドってましたw
208:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:01:07 ID:zy3QIeERz
面白いので、遠くからニヤニヤしながら見てると、
ゆきがこっちに気づいて
ゆきがこっちに気づいて
めちゃくちゃ情けない顔で、
助けてーという合図を送ってきました。
助けてーという合図を送ってきました。
お腹を抱えて笑っていると
ゆき
「す、すみません!あっちに、
あの、彼氏、彼氏待たせてるので、行きます、はいっ」
「す、すみません!あっちに、
あの、彼氏、彼氏待たせてるので、行きます、はいっ」
と大声でまくしたて、こっちへダッシュしてきましたw
彼氏って何だコラ。
ナンパ集団は不思議そうにこっちを見てたなw
ナンパ集団は不思議そうにこっちを見てたなw
209:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:01:28 ID:zy3QIeERz
そんな感じで、ゆきと過ごす時間は
これまでよりももっと楽しいものになっていきました。
これまでよりももっと楽しいものになっていきました。
が、一つ問題が。
私は、どちらかというと、
まだゆきのことを「男」として見ていませんでした。
まだゆきのことを「男」として見ていませんでした。
彼氏というより、
「女装好きの友達」といった位置づけに近かった気がします。
「女装好きの友達」といった位置づけに近かった気がします。
今思えば、ゆきに申し訳ないです。
210:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:02:13 ID:zy3QIeERz
一方ゆきは、やっぱり男の子でした。
二人きりで部屋にいると、そわそわしてきます。
二人きりで部屋にいると、そわそわしてきます。
いきなり手を握ってきたり、
くっついてきたりといって落ち着きがない。
くっついてきたりといって落ち着きがない。
1「なにw邪魔なんだけどw」
ゆき「うん…」
1「暑いから離れてよ」
ゆき「いや…」
1「何?」
ゆき「…1ちゃん、好きです」
1「何だいきなりww」
211:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:02:31 ID:zy3QIeERz
だいたいこういう流れになると、
私は逃げるようにトイレに行ったり、
台所に逃げたりしていました。
私は逃げるようにトイレに行ったり、
台所に逃げたりしていました。
付き合い始めてから、
ゆきは私の手を握る以上のことは、できていませんでした。
ゆきは私の手を握る以上のことは、できていませんでした。
なんとなく、私とゆきの間には、
そういうことをしてはいけないような雰囲気が流れ始めました。
そういうことをしてはいけないような雰囲気が流れ始めました。
ゆきはとてつもなく我慢してたんだと思います。
ある日、私は暇だったので、またゆきの部活の見学に行きました。
212:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:03:03 ID:zy3QIeERz
ある男子が、顔の汗をシャツで拭きました。
腹筋ばきばきのお腹がちらっと見えて、
腹筋ばきばきのお腹がちらっと見えて、
おもわず「おー」と感心していると、
ゆきが、見たこともないような暗い目でこっちを睨んできました。
ゆきが、見たこともないような暗い目でこっちを睨んできました。
部活の帰り、ゆきは私を置いてすたすた帰ろうとしました。
213:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:03:21 ID:zy3QIeERz
1「おーい、ちょっと待って」
ゆき「…」
1「早い早い、普通に歩いて」
ゆき「…」
1(えっ、キレてる?)
ゆきに、ここまで露骨に無視されるのは
初めてだったので、怖くなりました。
初めてだったので、怖くなりました。
無言のまま、ゆきの少し後ろを歩いていると
ゆきが、前を向いたまま言いました。
214:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:03:38 ID:zy3QIeERz
ゆき「1ちゃんさぁー」
1「は、はい」
ゆき「…俺の事、本当に好きなの?」
1「はww」
いきなりの質問に、あたふたしていると、
ゆきはイライラしたように頭をかきました。
ゆきはイライラしたように頭をかきました。
やっとの思いで、「好きだけど」と呟くと
215:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:03:55 ID:zy3QIeERz
ゆき「本当に?」
1「うん」
ゆき「じゃあ、態度で示してほしいんだけど」
1「態度って」
ゆき
「だってさ、1の俺に対する対応って、
友達のころと変わらないじゃん」
「だってさ、1の俺に対する対応って、
友達のころと変わらないじゃん」
1「そ、そんなことないわ」
ゆき「あるし」
ゆき「…なんか、そういう雰囲気にもならないし…」
216:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:04:14 ID:zy3QIeERz
全身が熱くなりました。
私は、ゆきが思ってる以上に子供だったんだと思います。
私は、ゆきが思ってる以上に子供だったんだと思います。
ゆきのことは素直に好きでした。
ただ、なんとなく、踏み入った事をするのが
怖い気持ちがありました。
ただ、なんとなく、踏み入った事をするのが
怖い気持ちがありました。
219:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:22:33 ID:zy3QIeERz
家に帰っても、
ゆきはいつものように私の家に遊びに来ませんでした。
ゆきはいつものように私の家に遊びに来ませんでした。
モヤモヤして、ゆきにメールをしてみました。
1「ゆき、今日はなんか怒らせちゃってごめん」
ゆき「怒ってない」
1「いや、怒ってたじゃん」
ゆき「怒ってたっていうか、悲しくなった」
220:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:22:49 ID:zy3QIeERz
1「だから、ごめんなさい」
ゆき「理由分かってないのに謝るの?」
1「いや」
ゆき
「やっぱり1ちゃん、
俺より△△先輩みたいなタイプが好みなんじゃない?」
「やっぱり1ちゃん、
俺より△△先輩みたいなタイプが好みなんじゃない?」
1「は?何いきなり」
ゆき「だってそうじゃん。今日なんかずっと見てたし」
1「見てないよ」
ゆき「見てた」
221:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:23:10 ID:zy3QIeERz
1「それで怒ってるの?見てないよ」
ゆき「ほら、やっぱり分かってない。何も分かってない」
1「もうなんなの」
いつもはふざけてるメールの文面が、
めちゃくちゃ殺伐としていました。
めちゃくちゃ殺伐としていました。
だんだん私も、いらいらしてきて口調が攻撃的になりました。
222:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:26:04 ID:zy3QIeERz
1「だから好きって言ってるじゃん」
ゆき「信じられない」
1「なんで!?」
ゆき「だって、付き合ってるなら、もっとベタベタしあうじゃん」
1「どういうこと」
ゆき「分かってるくせに聞くなよ、そういうとこ嫌い」
223:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:26:46 ID:zy3QIeERz
1「は?あんただっていつも遠まわしじゃん、男のくせに女々しいんだけど」
1「確かに、△△先輩のほうがさっぱりして男らしいよね」
この一言に、ゆきは傷ついたようでした。
メールがぴたっととまりました。
私はむしゃくしゃして、携帯を放って泣きました。
罪悪感でいっぱいでした。
でも、ゆきにどう対応していいか分かりませんでした。
でも、ゆきにどう対応していいか分かりませんでした。
225:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:29:55 ID:PE3dziqKg
やっぱ女ってクズだわ
226:ゆき 2014/06/22(日)10:31:00 ID:zy3QIeERz
>>225
可愛そうなことをしたと思っています。
今でも申し訳ないです
今でも申し訳ないです
230:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)10:57:52 ID:PppwSaQOe
なんかこの話しケータイ小説かなんかで見たな
1は母親の心配とかはしてないのかな?
231:ゆき 2014/06/22(日)11:08:38 ID:byxCou3S4
>>230
こんな小説があるんですかw読んでみたいです。
母親は、毎日電話をしあい、
お見舞いにも頻繁に行っていました。
お見舞いにも頻繁に行っていました。
結構元気になるのが早かったような。
234:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)12:03:30 ID:nxmc1XUC9
続きが気になる
ちなみに、自論なんだが付き合っても
別にベタベタする必要無いでしょ
別にベタベタする必要無いでしょ
まあ、別の男の事を見てて嫉妬するのには理解
236: ゆき 2014/06/22(日)12:21:27 ID:byxCou3S4
それから、ゆきと顔を合わせずに2日くらい経ちました。
私も、ぼーっとすることが多くなっていました。
停滞期というやつかもしれません。
停滞期というやつかもしれません。
ゆきのお婆ちゃんが、家に訪ねてきました。
野菜のおすそ分けをしてくれました。
野菜のおすそ分けをしてくれました。
玄関に腰掛けて、お婆ちゃんは言いました。
ゆき婆「1ちゃん、ゆきと喧嘩でもしてるのね?」
1「」
ゆき婆「今週の初めくらいから、ゆきが元気ないのよ」
237: ゆき 2014/06/22(日)12:21:49 ID:byxCou3S4
1「ごめんなさい、してます。…私が悪いんです」
ゆき婆「いんにゃ、ゆきも自分が悪い自分が悪いって言いよるよ」
1「えっ」
ゆき婆「すれ違いねぇ」
お婆ちゃんは、にやにや笑っていました。
238:名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)12:21:58 ID:tLvPpjMH5
ただただ、1が羨ましい
美形の性格良い幼なじみに
熱愛されるとか二次元でしか有り得ないことを
熱愛されるとか二次元でしか有り得ないことを
実現してるのが凄いわ…前世で、よっぽど徳を積んだんだな
殆どの人にはこんなラッキーイベント起きること無く
青春なんてものも無く無味乾燥な、
むしろ苦痛よりの一生を送るというのに…
むしろ苦痛よりの一生を送るというのに…
1はゆきを逃したら後が大変だろ結婚エンドを望むわ
239: ゆき 2014/06/22(日)12:22:21 ID:byxCou3S4
ゆき婆
「あの子ね、小さい頃からね、
男らしくないのよ。いつもうじうじしてねぇ」
「あの子ね、小さい頃からね、
男らしくないのよ。いつもうじうじしてねぇ」
1「まあ、たしかに」
ゆき婆
「だからね、1ちゃんといると、す
ごく頼もしく見えるのよ」
「だからね、1ちゃんといると、す
ごく頼もしく見えるのよ」
1「そうですか?」
ゆき婆
「そうよ。だから、良かったら、
1ちゃんが大人になってリードしてくれんかえw」
「そうよ。だから、良かったら、
1ちゃんが大人になってリードしてくれんかえw」
1「…」
ゆき婆
「勿論、腹が立つだろうけど、ゆきもゆきなりに、
1ちゃんを大事に思ってると思うんよ。
だからゆきと仲直りしてくれんか。
ゆきのことを任せられるのは、1ちゃんだけなのよ」
「勿論、腹が立つだろうけど、ゆきもゆきなりに、
1ちゃんを大事に思ってると思うんよ。
だからゆきと仲直りしてくれんか。
ゆきのことを任せられるのは、1ちゃんだけなのよ」
240: ゆき 2014/06/22(日)12:23:19 ID:byxCou3S4
ゆき、何ていい婆ちゃんを持ったんだ。涙出てきた。
1「します、します。今すぐにでもします」
涙目になりながら言いましたw
お婆ちゃんが帰った後、すぐにゆきの高校へ向かいました。
丁度部活が終わっていたようで、
ゆきが俯き加減で校門から出てきました。
ゆきが俯き加減で校門から出てきました。
241: ゆき 2014/06/22(日)12:23:46 ID:byxCou3S4
突進しました。
思いっきりタックルすると、ゆきはしりもちをつきました。
思いっきりタックルすると、ゆきはしりもちをつきました。
1「よう」
ゆき「!!!??」
1「お前のばあちゃん嫁にくれよ」
ゆき「は、え?は?」
1「ごめんなさい」
私は校門の前でおもいっきり土下座しましたw
人に見られてなくてよかったw
人に見られてなくてよかったw
242: ゆき 2014/06/22(日)12:24:32 ID:byxCou3S4
ゆき「えっ、えっ」
1「ゆきのアピール無視してごめんなさい。
男として見なくてごめんなさい。
ゆき、先輩よりずっと格好いいよ」
男として見なくてごめんなさい。
ゆき、先輩よりずっと格好いいよ」
ゆき「ちょww顔あげて」
1「ゆき愛してるよ」
ゆき「うん、うんww俺もwwだから止めて、脚火傷するよww」
ゆきに引張り上げられました。アスファルトあつい。
243: ゆき 2014/06/22(日)12:25:23 ID:byxCou3S4
1「ゆき婆が、仲直りしてやってくれって」
ゆき「ばあああああああちゃあああああああああん」
1「めっちゃ良い女ですね」
ゆき「あー…」
1「ちゃんと話し合うか」
ゆき「うん。俺も、ごめん。我儘言ってごめん」
245: ゆき 2014/06/22(日)12:27:09 ID:byxCou3S4
それから、二人で歩きながら自分達の気持ちを話し合いました。
私は素直に、ゆきのことは好きだけど、
そういう行為に少し抵抗感があると告げました。
そういう行為に少し抵抗感があると告げました。
ゆきは真剣に聞いてくれました。
私は、ただ、ゆきに魅力がないということではないと付け加えました。
女装のことが気になってる訳じゃない、と。
女装のことが気になってる訳じゃない、と。
246: ゆき 2014/06/22(日)12:27:35 ID:byxCou3S4
まあ言ってしまえば、
私の恋愛に対する抵抗感は、
母の前の恋人が原因だったんですよね。
私の恋愛に対する抵抗感は、
母の前の恋人が原因だったんですよね。
詳しいことは伏せますが。
そういうことも、ちゃんとゆきに話しました。
ゆきは、納得したようでした。
1ちゃんがそういう気持ちになるまで、
ちゃんと待ちたいと言ってくれました。
1ちゃんがそういう気持ちになるまで、
ちゃんと待ちたいと言ってくれました。
247: ゆき 2014/06/22(日)12:27:59 ID:byxCou3S4
そのあと、二人でアイスを食べながら、
神社の近くでだべりました。
神社の近くでだべりました。
ゆきは、喧嘩した日から
全然部活に集中できなかったと漏らしました。
全然部活に集中できなかったと漏らしました。
1「精神弱っ」
ゆき
「いやいや、だって思いっきりこけちゃったもん。膝見てよ」
「いやいや、だって思いっきりこけちゃったもん。膝見てよ」
ゆきの膝には、大きい絆創膏が張ってありました。
私はふざけて、そこに触れました。
私はふざけて、そこに触れました。
ゆきの体が強張りました。
痛いの?と聞くと、いや、別にと歯切れが悪い。
痛いの?と聞くと、いや、別にと歯切れが悪い。
ゆきは、真っ赤になっていました。
その顔を見ていたら、
どうしようもなく、胸がぎゅーっとなる感じがしました。
その顔を見ていたら、
どうしようもなく、胸がぎゅーっとなる感じがしました。
248: ゆき 2014/06/22(日)12:28:46 ID:byxCou3S4
ゆきが好きなんだな、と思いました。
絆創膏から手を離して、ゆきのほっぺたを触りました。
絆創膏から手を離して、ゆきのほっぺたを触りました。
ゆきはびくっとなり、「汗かいてるよ」と言いました。
気にせず、ほっぺたをぷにぷにしまくりました。
ゆきは、目を逸らしながらもじもじしていました。
ゆきは、目を逸らしながらもじもじしていました。
そっと顔を近づけると、またびくっとなりました。
もうなんか、暑さにやられて、私はゆきにキスをしました。
勢い良くしたので、歯と唇が当たって痛かったw
しかも眼鏡のままなので、ずれたしw
249: ゆき 2014/06/22(日)12:29:26 ID:byxCou3S4
ゆきは驚いたように目を見開いていました。
私ははっとして、顔を離しました。
私ははっとして、顔を離しました。
1「ごごごごごごめん」
ゆき「い、いや、いいけど、いいけど」
1「なんか、ほら、暑いから。暑いから」
ゆき「うん、そうだね、うん」
私はごめんごめんと呟きながら顔を背けました。
250: ゆき 2014/06/22(日)12:30:03 ID:byxCou3S4
ゆきも反対を向きました。けど、すぐこっちを向いて
ゆき「1ちゃん、平気なの?」
1「は、はい?」
ゆき「俺にちゅーしても、平気なの?」
1「い、いや。うん、別に」
ゆき「そっかー。嬉しい」
ゆきはふにゃっと笑いました。
恥ずかしくて、顔中に汗が噴出してきました。
恥ずかしくて、顔中に汗が噴出してきました。
251: ゆき 2014/06/22(日)12:30:20 ID:byxCou3S4
今度はゆきが、私の髪や耳を触ってきました。
そっぽを向く私に優しく言いました。
そっぽを向く私に優しく言いました。
ゆき「良かったら、こっち向いてくれない?」
1「…」
ゆき「1ちゃーん」
下を向いたまま、ゆきのほうに顔をむけました。
ゆきが顎を優しく掴んできました。びっくりして、
「うおっ」と叫ぶと、ちょっとふきだしていました。
「うおっ」と叫ぶと、ちょっとふきだしていました。
252: ゆき 2014/06/22(日)12:30:42 ID:byxCou3S4
顎を持ち上げられて、眼鏡を外されました。
ゆきがまた、キスしてきました。
この前のように唇を噛まれて、音を立ててきました。
この前のように唇を噛まれて、音を立ててきました。
くすぐったくて、逃げようとすると、頭を押さえられました。
ゆきが小さい声で、口を開けてほしいと言ってきました。
なんで、と言おうとして口を開けると、
ゆきがいきなり舌を入れてきました。
ゆきがいきなり舌を入れてきました。
253: ゆき 2014/06/22(日)12:31:05 ID:byxCou3S4
うお!?って感じでした。
ゆきは荒い呼吸をしながら、
私の舌に自分のをこすりつけました。
ゆきは荒い呼吸をしながら、
私の舌に自分のをこすりつけました。
ちょっと、不覚にも、
ちょっとだけとろんってなりました。力が抜けました。
ちょっとだけとろんってなりました。力が抜けました。
ゆきは女の子みたいな、
甘えた声で喘ぐみたいにしながら、
何回も何回もキスしました。
甘えた声で喘ぐみたいにしながら、
何回も何回もキスしました。
私はずっと、硬直していたと思います。
256: ゆき 2014/06/22(日)12:31:40 ID:byxCou3S4
しばらくして、ゆきは顔を離しました。
目が、見たことないくらいとろんとしていて、面白かったです。
目が、見たことないくらいとろんとしていて、面白かったです。
ゆきは私の髪に顔をうずめて、ぎゅーっとしてきました。
ゆき「苦しかった?」
1「いや、うん、別に」
ゆき「しちゃったね、べ〇ちゅー」
1「うんw」
なんとなく、おかしくて、二人で笑いました。
257: ゆき 2014/06/22(日)12:32:36 ID:byxCou3S4
長いし文章力ないですねw
ごめんなさい、もうすぐ終わります
ごめんなさい、もうすぐ終わります
258: 名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)12:55:08 ID:tLvPpjMH5
長くても良いから続き待ってる
259: 名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)12:56:42 ID:JJGRXiZJ6
楽しんでるで
>>1は余計な事を考えずにどんどん頼むで
261: ゆき 2014/06/22(日)13:15:54 ID:byxCou3S4
まあ、そんなこんなで仲直り。
ゆきは今まで以上に私にあまえるようになりました。
私も、べ〇ちゅーの一件以来、
あまり遠慮がなくなったと思います。
あまり遠慮がなくなったと思います。
人生の中で、一番楽しくて、充実した夏でした。
海も行ったし、バスケの試合も観に行ったし、
まあ余談ですが、本当の意味での脱喪?もしたりして。
まあ余談ですが、本当の意味での脱喪?もしたりして。
262: ゆき 2014/06/22(日)13:16:13 ID:byxCou3S4
一ヶ月はびっくりするぐらい、早く過ぎました。
母が退院し、私も帰ることになりました。
夏休みが終わって欲しくなかったです、正直。
私が帰る日、ゆきはあの日と同じように、
拗ねて玄関に立っていました。
拗ねて玄関に立っていました。
263: ゆき 2014/06/22(日)13:16:45 ID:byxCou3S4
ゆき「もう帰っちゃうの」
1「うんw帰るww」
ゆき「死にそうなほど寂しいんだけど」
1「うん、そうだね」
ゆき「…楽しかったねー」
1「うん」
ゆき「…」
1「…」
ゆき「ここに住めばいいのに」
1「あはは」
ゆき「…はー」
264: ゆき 2014/06/22(日)13:16:59 ID:byxCou3S4
泣くなゆき。お願いだから泣かないでくれ。
荷物を全部まとめ、
おばちゃんとゆき婆と、近所の人に挨拶をして、
おばちゃんとゆき婆と、近所の人に挨拶をして、
お婆ちゃんが号泣しながら、
ゆきの背中を小突いて、ゆきを押し出しました。
ゆきの背中を小突いて、ゆきを押し出しました。
ゆきは赤い目をしながら、
送ってくとぶっきらぼうに言いました。
送ってくとぶっきらぼうに言いました。
265: ゆき 2014/06/22(日)13:17:23 ID:byxCou3S4
二人で並んで、蒸し暑い道を歩きました。
途中、ゆきが乱暴に手を握ってきました。
途中、ゆきが乱暴に手を握ってきました。
蝉の声とか、田んぼの咽かえるみたいな
土の匂いとか、ゆきの汗ばんだ手とか、
土の匂いとか、ゆきの汗ばんだ手とか、
そういうものとは全部お別れなんだなー、と思うと
やっぱり我慢できなくて、
私はしゃっくり上げながら泣いてしまいました。
私はしゃっくり上げながら泣いてしまいました。
ゆきも、触発されたように泣きはじめました。
二人でわんわん泣きながら、バス停まで歩きました。
266: ゆき 2014/06/22(日)13:17:51 ID:byxCou3S4
バス停で鼻をかんでいると、ゆきが言いました。
ゆき「1ちゃんさぁ」
1「なんよ」
ゆき「前引っ越す時、全然泣いてなかったのにさぁ」
1「うるさい」
ゆき「あのさー」
1「なんよ」
ゆき
「1ちゃん、服何か一着でもいいからちょうだい。
あの時みたいに」
「1ちゃん、服何か一着でもいいからちょうだい。
あの時みたいに」
268: ゆき 2014/06/22(日)13:18:12 ID:byxCou3S4
私は、少し考えて、
バッグの中からブラウスを取り出して、ゆきに渡しました。
バッグの中からブラウスを取り出して、ゆきに渡しました。
ゆきは、受け取って、涙声でありがと、と言いました。
そして何を思ったのか、自分の着ていたTシャツを脱ぎました。
1「ちょちょちょちょww」
映画みたいな感動のシーンで
何やってんだこいつww鼻水でたわww
何やってんだこいつww鼻水でたわww
270: ゆき 2014/06/22(日)13:18:52 ID:byxCou3S4
ゆき「お゛れも、あげるわ゛…」
1「いらねぇえww変態ww」
ゆき「そう言わんで、もらっでよ゛ぉ」
1「wwおまわりさんww」
271: ゆき 2014/06/22(日)13:19:15 ID:byxCou3S4
私は仕方なく、ゆきのちょっと湿ったシャツを受け取りました。
ゆきの奇行に爆笑してると、バスが来ました。
立ち上がると、ゆきがまた、手を握ってきました。
1「バス来ちゃうよ」
ゆき「1ちゃん、ばいばい゛」
1「うん、ばいばい。メールしようね」
272: ゆき 2014/06/22(日)13:19:35 ID:byxCou3S4
ゆき「うっ、浮気っ、しないでっ、ねっ」
1「あほかwwしないわwwってか、
しゃっくりで何言ってるか分かんないよww」
しゃっくりで何言ってるか分かんないよww」
ゆき「まだっ、来て、ねっ」
1「うん。来る。絶対来る」
バスが止まって、ドアが開きました。
私は一回だけ、ゆきをぎゅうっと抱きしめました。
私は一回だけ、ゆきをぎゅうっと抱きしめました。
273: 名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)13:20:51 ID:3hQ2yz1Lt
青春だなー
275: ゆき 2014/06/22(日)13:21:22 ID:byxCou3S4
これ以上うだうだしていたら、
二度と戻れない気がして、さっさとバスに乗り込みました。
二度と戻れない気がして、さっさとバスに乗り込みました。
ゆきは、涙でぐちゃぐちゃの顔で、ドアごしから何か叫びました。
私は急いでバスの後ろの席に行って、彼に手を振りました。
ゆきは手がちぎれるくらい、ぶんぶん振っていました。
その姿がすごく情けなくて、切なくて、泣きました。
277: ゆき 2014/06/22(日)13:24:29 ID:byxCou3S4
バスの席に座りなおして、なんだこれ、
ドラマかと思いながらも、
それでも涙を止める事ができませんでした。
ドラマかと思いながらも、
それでも涙を止める事ができませんでした。
しかし五分後、そこにはバスの座席で爆睡する1の姿が…!!
いえ、何か泣きつかれて寝てしまいましたw
バスを降りて携帯を見た途端、
ゆきからの大量のメールがあり、ちょっと引きました。
ゆきからの大量のメールがあり、ちょっと引きました。
すまん、ゆきw
280 :ゆき :2014/06/22(日)13:33:20 ID:byxCou3S4
余談。
結論から言うと、ゆきとの交際は今でも続いてますw
私は今20で、地元の大学に通っています。
ゆきと同じ大学に行きたくて頑張りましたww
ゆきと同じ大学に行きたくて頑張りましたww
この長ったらしい話を書こうと思ったのは、
この間、ゆきと一緒に使ってるクローゼットから
この間、ゆきと一緒に使ってるクローゼットから
例のスカートとブラウスが出てきたからです。
ちなみに奴の女装癖は今でも健在です。かわいいです。
そんな、妹みたいな、友達みたいな、私の大事な男の子の話でしたw
終わりです!!!
クソスレ失礼しました!!!ww
何か質問とかあれば、どうぞ!
281 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)13:35:05 ID:Xcq6zsroA
いーねえ、若いって
時かけ観てるようだった
これからも仲良くな!
283 :ゆき :2014/06/22(日)13:37:14 ID:byxCou3S4
>>281
ありがとうございますww
282 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)13:36:26 ID:3hQ2yz1Lt
面白かった
男だけど、女装っていいね!
283 :ゆき :2014/06/22(日)13:37:14 ID:byxCou3S4
>>278
お互い初めてでしたし、
なんというか、最後まではしてないというかw
なんというか、最後まではしてないというかw
285 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)13:38:19 ID:tLvPpjMH5
>>283
最後までしてないのかw
さすがに、もう今は済みだろ?kwsk
284 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)13:37:24 ID:tLvPpjMH5
>>280
これ>>278
>ゆきと一緒に使ってる
同棲してんの?
はよ結婚しろ
そして、またスレ建てろ
288 :ゆき :2014/06/22(日)13:39:28 ID:byxCou3S4
同棲してますよ!
ゆきちょっと束縛激しいww
ゆきちょっと束縛激しいww
289 :ゆき :2014/06/22(日)13:40:09 ID:byxCou3S4
書き方が悪かったですねー。
ゆきと初めて最後までしたのは、19歳のときです。
290 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)13:40:21 ID:tLvPpjMH5
同棲に至るまでと同棲生活編が聞きたい
いつ最後までしたかもkwsk
291 :ゆき :2014/06/22(日)13:40:45 ID:byxCou3S4
分かりました。ちょっと書いてきます
292 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)13:41:35 ID:tLvPpjMH5
うはwわくわくw待ってるんるんw
※以下 下ネタ注意
299 :ゆき :2014/06/22(日)13:55:12 ID:byxCou3S4
えー、なんと言いますか、
まずは夏休みゆきとした、ちょっとえろいことです。
まずは夏休みゆきとした、ちょっとえろいことです。
簡単に書きますと
・1、ゆきの部屋で大人の絵本発見
・爆笑しながら読んでると、
後ろに気配。呆然として立ち尽くすゆきがww
後ろに気配。呆然として立ち尽くすゆきがww
・面白くて、こういうのが趣味かwwと笑ってやると、ゆき君拗ねる
・ご機嫌なおしに、ちょっとお高めの服を貸してあげる
・ゆき、着方が分からず悪戦苦闘。
肩が見えてちょっとセク〇ーに
肩が見えてちょっとセク〇ーに
・からかってこちょこちょ
・そういう感じに
・しかし、最後までは拒否。 早すぎる。
といったかんじですw
びっくりしたのは、ゆきが避妊具を持っていたこと。
先輩から貰ったとかなんとか言ってましたが、
先輩から貰ったとかなんとか言ってましたが、
ひったくって捨てました。
301 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)13:57:22 ID:AcS4pjMUV
なかなかのおもろい話
ゆきは何系の女装なん?
いつも貸してあげ
302 :ゆき :2014/06/22(日)13:58:02 ID:byxCou3S4
>>301
ふわふわガーリーな感じですねー
303 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)13:59:32 ID:tLvPpjMH5
エ〇本持ってるとか普通に男だなw
避妊具捨てたらあかんw生はヤバいぞw
305 :ゆき :2014/06/22(日)14:04:58 ID:byxCou3S4
>>303
最後までする気ありませんでしたし、
ゆきも望んでいませんでした
ゆきも望んでいませんでした
304 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)14:01:20 ID:tLvPpjMH5
最後までする初体験に至るまでと事後の反応もkwsk
今も女装して外でデートとかしてるの?
306 :ゆき :2014/06/22(日)14:05:22 ID:byxCou3S4
>>304
もう書いてやるww
307 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)14:10:00 ID:tLvPpjMH5
よっしゃw待ってるw
308 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)14:35:34 ID:m72NmbwcO
俺も女装したら彼女できますか?
309 :ゆき :2014/06/22(日)14:37:20 ID:byxCou3S4
>>308
どうでしょうw
310 :ゆき :2014/06/22(日)14:37:56 ID:byxCou3S4
お見苦しい話投下します。
311 :ゆき :2014/06/22(日)14:38:39 ID:byxCou3S4
ゆきはちょこちょにかなり弱く、
反応が面白いのでよく切り札として使っていました。
反応が面白いのでよく切り札として使っていました。
見えている肩をつーっとなぞると、
ゆきが「んひww」みたいな笑い方をしたので
ゆきが「んひww」みたいな笑い方をしたので
調子に乗って、首や脇腹なんかもつんつんしました。
ゆきはそのたびに、びくびくしていました。
1「ww」
ゆき「1ちゃん、1ちゃんっ、もうやめww」
1「おもれーww」
ゆき「まっwwいひひww」
313 :ゆき :2014/06/22(日)14:39:52 ID:byxCou3S4
これを大体5分くらい続けてると、ゆきの反応が変わってきました。
「いひっw」 とか「ちょww」とか
言っていたのが無くなり、んっとかうっとか言うように。
言っていたのが無くなり、んっとかうっとか言うように。
ちょっとびっくりして手を引くと、ゆきが顔を覆ったまま
ゆき「い、1ちゃん…」
1「は、はい」
ゆき「ちょ、もっとしてくれない、ですか…」
…^^
314 :ゆき :2014/06/22(日)14:40:26 ID:byxCou3S4
1「何かやだ。無理」
ゆき「1ちゃん、お願い…」
1「うわあああああああああああああ」
ゆきは焦れて、私の腕を自分で掴み、体に這わせてました。
1「ちょ、おまっ、何考えてんの!やめて!」
慌てて叫ぶと、ゆきが覆いかぶさってきました。
315 :ゆき :2014/06/22(日)14:40:51 ID:byxCou3S4
吐く息が熱くて、目がうるうるしていました。
掴んでる手の力は男なのに、
着ているのは女物の服で、それがものすごくちぐはぐでした。
掴んでる手の力は男なのに、
着ているのは女物の服で、それがものすごくちぐはぐでした。
ゆきは1ちゃん好き、
大好き、と言いながらおでこや首にキスしてきました。
大好き、と言いながらおでこや首にキスしてきました。
それが何だか心地よくて、じっとしてると
316 :ゆき :2014/06/22(日)14:41:28 ID:byxCou3S4
ゆき「…あの、あの。1ちゃん、いいですか」
1「嫌です」
ゆき「な、なんで…」
ゆきが耳元で囁いてくるので、
何か、それが癪になって突き飛ばしました。
何か、それが癪になって突き飛ばしました。
317 :ゆき :2014/06/22(日)14:42:00 ID:byxCou3S4
驚いてるゆきの上に、今度は私が跨りました。
ゆき「ちょ、1ちゃん、逆でしょこれ」
1「うるさい」
お返しとばかりに、ゆきにキスしたり、耳を舐めたりしました。
ゆきはすっかり大人しくなって、
声を殺すみたいにしながら喘いでいました。
声を殺すみたいにしながら喘いでいました。
なんとなく満足して、顔を離すと、ゆきはえ?という顔をしました。
318 :ゆき :2014/06/22(日)14:42:44 ID:byxCou3S4
1「終わり」
ゆき「ええぇっ!?」
1「だってこのままだと、本番まで行くじゃん」
ゆき「…」
ゆきは真っ赤で、震えていました。
私が退こうとすると、拗ねたように
私が退こうとすると、拗ねたように
「こんなのずるい、我慢しろなんてずるい」と呟きました。
1、覚醒。
319 :ゆき :2014/06/22(日)14:43:11 ID:byxCou3S4
このとき初めて、自分がSだと聞きました。
ゆきのお腹に跨って、べ〇ちゅーをしました。
気持ち良さそうにしてるゆきが可愛くて可愛くて、
気持ち良さそうにしてるゆきが可愛くて可愛くて、
だんだん自分も訳が分からない気分になりました。
ゆきがすごく甘えた声で、触って欲しい、
と言ってきたので、わざと腰や足の付け根を触りました。
と言ってきたので、わざと腰や足の付け根を触りました。
320 :ゆき :2014/06/22(日)14:43:42 ID:byxCou3S4
ゆきは悲しそうに、違っ、とか言ってました。
どこをしてほしいのか、ちゃんと言って欲しいと言うと、
ゆきは、唇を噛んで躊躇っていました。
私が「じゃあもうやめる」と言うと、
ゆきはやっと、小さな声で言いました。
ゆきはやっと、小さな声で言いました。
321 :ゆき :2014/06/22(日)14:44:17 ID:byxCou3S4
それからは、まあ、加減が分からなかったのですが、
ゆきの指示?で抜いてあげました。
ゆきの指示?で抜いてあげました。
ゆきは多感だったようで、2回ほどすぐいきました。
いくとき、すごく切ない声で、「
ごめん、1ちゃんごめん、大好き」と言っていたのがやばかった…。
ごめん、1ちゃんごめん、大好き」と言っていたのがやばかった…。
そのあと、ゆきは私にも触ろうとしてきましたが、断固拒否しました。
終わりですw
322 :ゆき :2014/06/22(日)14:44:39 ID:byxCou3S4
もう、初体験は勘弁してくださいw
ゆきが緊張しすぎて色々ハプニングばっかりでしたから…
323 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)14:47:06 ID:tLvPpjMH5
いや、是非初体験も聞きたいのだがw
行為の描写が無理なら
行為の描写が無理なら
そこに至るまでと事後の反応頼む
324 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)14:49:12 ID:tLvPpjMH5
同棲に至るまでと同棲生活編も忘れずに
ただ1が疲れてるなら今でなく後日でも良いよ
326 :ゆき :2014/06/22(日)15:01:33 ID:byxCou3S4
はじめては、同棲初日でした。
ふたりともガッチガチに緊張して、正座をして、
ゆきが「良いですか」と聞いてきたので、神妙に頷きました。
ゆきはぎこちない手つきで服を脱がしてくれました。
(ちなみに、私がゆきに触れることはあっても、
その逆は許していませんでした。
その逆は許していませんでした。
だから、ゆきはこのとき、初めて私のは〇かを見たはず)
327 :ゆき :2014/06/22(日)15:02:05 ID:byxCou3S4
それでまあ、私が始めて下になって愛〇を受けました。
がっつくゆきは犬みたいで、たまに乱暴でした。
しかし私が濡れてくるのを確認すると、
ドヤ顔で「感じてるじゃん、やらしー女」と爆弾発言。
ドヤ顔で「感じてるじゃん、やらしー女」と爆弾発言。
爆笑する私に対し、赤面&涙目ゆき。
328 :ゆき :2014/06/22(日)15:02:28 ID:byxCou3S4
本番のとき、ゆきはゴムちゃんとできない、
穴どこ状態で大変でしたが、無事できました。
穴どこ状態で大変でしたが、無事できました。
めっちゃくちゃ痛くて、泣きそうでしたが、
ゆきが気持ち良さそうなので我慢しました。
ゆきが気持ち良さそうなので我慢しました。
入れるとき、余裕の無い声で「きっつ…」と言ったのと
腰を振ってる最中に、涙流しながら「愛してる」って言ってきたのと
いくときに、「1ちゃん、あっ、もう、無理っ…」
って言われたのが萌えでした。
って言われたのが萌えでした。
329 :ゆき :2014/06/22(日)15:03:53 ID:byxCou3S4
終わったあと、放心状態で、泣きながら
「結婚しようね、責任とるから。ね、結婚して」
と言われたのには参りました…。
まあ、しつこくて情けないゆきですが、
私も旦那さんなら絶対彼がいいですね。
私も旦那さんなら絶対彼がいいですね。
ゆき愛してます。
330 :ゆき :2014/06/22(日)15:04:27 ID:byxCou3S4
長くなりましたが、本当にお終いです。
ありがとうございました!
331 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)15:05:11 ID:tLvPpjMH5
有り難う甘酸っぱくて裏山
332 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)15:06:30 ID:tLvPpjMH5
結婚したら、またスレ建ててくれ
二人が結婚するの祈ってる
333 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)15:34:30 ID:91B0yWEms
キュンキュンした
メガネ破裂しろ
340 :名無しさん@おーぷん :2014/06/22(日)23:02:04 ID:5j42zMdbe
昨夜から続きを楽しみにしてたけど、
きょうは仕事で忙しくて今やっと全部読めた。
きょうは仕事で忙しくて今やっと全部読めた。
ちょっと胸が痛くなって気持ちくなった笑
おしあわせに!
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引用元 知り合いの男の子が、男の子じゃなかった話
コメント
コメント一覧 (2)
全部読んだえらい人、よかったら読む価値あったか教えてください
syurabalife
が
しました
文章の上手い下手と萌えるかどうかって本当に関係ないなとつくづく思う
キュンキュンした
syurabalife
が
しました
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