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引用元 2週間くらい外出しない?って言われた話
79: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:04:24.25 ID:qYAejjfmi
そして待ちに待った夜が来た。
みんなが寝静まった夜10時、
俺は静かに布団を出て外に向かった。
懐中電灯はどこにあるかわからなかったが、
今日は月が明るく、懐中電灯はいらないようだ。
ちなみに月で影ができるのもこの時初めて知った。
歩いて前に夜空を眺めた場所に向かう。
どうやら先客がいるようだ。
みんなが寝静まった夜10時、
俺は静かに布団を出て外に向かった。
懐中電灯はどこにあるかわからなかったが、
今日は月が明るく、懐中電灯はいらないようだ。
ちなみに月で影ができるのもこの時初めて知った。
歩いて前に夜空を眺めた場所に向かう。
どうやら先客がいるようだ。
人気記事(他サイト様)
80: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:05:09.18 ID:qYAejjfmi
俺
「おっす」
娘
「おっす!」
俺
「泣いてるのバレバレだよ」
娘
「だよねぇ…」
俺
「俺もここで眺めていい?」
娘
「うん、いいよ…」
俺
「やっぱすごいよな、すごい」
娘
「なに言ってるの?当たり前じゃん」
俺はこの言葉にドキッとして、そして娘に聞いてみた。
「おっす」
娘
「おっす!」
俺
「泣いてるのバレバレだよ」
娘
「だよねぇ…」
俺
「俺もここで眺めていい?」
娘
「うん、いいよ…」
俺
「やっぱすごいよな、すごい」
娘
「なに言ってるの?当たり前じゃん」
俺はこの言葉にドキッとして、そして娘に聞いてみた。
81: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:07:45.01 ID:qYAejjfmi
俺
「ここでの生活が当たり前になりそうで不安なんだけどさぁ、
娘はここでの生活ってどうなの?」
娘
「どういうこと?」
俺
「初めてここに来た時、すげー、こんなところがあるのか、
家にエアコン無いのか、扇風機すら無いのか、と思ったのに、
もうそれが日常になりかけてて不安なんだ」
娘
「なにが不安なの?」
俺
「俺はここに来て生きてて良かったって思えたんだ、
娘も奇跡だって言ってただろ?
でもそれが当たり前になったら、なんかヤバいじゃん」
「ここでの生活が当たり前になりそうで不安なんだけどさぁ、
娘はここでの生活ってどうなの?」
娘
「どういうこと?」
俺
「初めてここに来た時、すげー、こんなところがあるのか、
家にエアコン無いのか、扇風機すら無いのか、と思ったのに、
もうそれが日常になりかけてて不安なんだ」
娘
「なにが不安なの?」
俺
「俺はここに来て生きてて良かったって思えたんだ、
娘も奇跡だって言ってただろ?
でもそれが当たり前になったら、なんかヤバいじゃん」
82: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:08:24.16 ID:qYAejjfmi
娘
「私も今そんな感じだよ、
カトウくんや俺くんが居るのが当たり前になりかけてる、
でもあと二日しかない、さっきそれに気づいてここに来たの」
俺
「そうなんだ、どうすればいいんだろうね?」
娘
「どうしようねw」
俺
「笑い事じゃないよーw」
娘
「不安になったらまたここに来なよ、
ここの自然は俺くんが生きてるうちは無くならないよ」
「私も今そんな感じだよ、
カトウくんや俺くんが居るのが当たり前になりかけてる、
でもあと二日しかない、さっきそれに気づいてここに来たの」
俺
「そうなんだ、どうすればいいんだろうね?」
娘
「どうしようねw」
俺
「笑い事じゃないよーw」
娘
「不安になったらまたここに来なよ、
ここの自然は俺くんが生きてるうちは無くならないよ」
83: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:08:56.26 ID:qYAejjfmi
俺
「カトウもここに工房作りたいって言ってたよ」
娘
「ほんと!?」
俺
「あ、聞いてなかったのか、言わない方が良かったのかな?」
娘
「そうなんだ、楽しみだなーw」
俺
「切り替え早いなwww」
娘
「俺くんもねw」
俺
「俺は娘が笑ってると安心できるんだよ」
言った後に気づいたがこれって
マズいかな?と思ったが相手は天然、問題ない
「カトウもここに工房作りたいって言ってたよ」
娘
「ほんと!?」
俺
「あ、聞いてなかったのか、言わない方が良かったのかな?」
娘
「そうなんだ、楽しみだなーw」
俺
「切り替え早いなwww」
娘
「俺くんもねw」
俺
「俺は娘が笑ってると安心できるんだよ」
言った後に気づいたがこれって
マズいかな?と思ったが相手は天然、問題ない
84: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:10:01.72 ID:qYAejjfmi
娘
「じゃあ私のスマイル見たらお金払ってねw」
俺
「ぼったくりマックかよwでもなんか安心した、
俺が東京に帰っても
この星達は存在しててただ見えないだけなんだな」
娘
「なんか恥ずかしーねw」
俺
「もう恥ずかしくてもなんでもいいよw」
娘「私も俺くんに会えて良かったよ」
俺はもうこの言葉で十分だった。けど恥ずかし過ぎて
俺
「恥ずかしーw」
言っちゃったよ、はあ
「じゃあ私のスマイル見たらお金払ってねw」
俺
「ぼったくりマックかよwでもなんか安心した、
俺が東京に帰っても
この星達は存在しててただ見えないだけなんだな」
娘
「なんか恥ずかしーねw」
俺
「もう恥ずかしくてもなんでもいいよw」
娘「私も俺くんに会えて良かったよ」
俺はもうこの言葉で十分だった。けど恥ずかし過ぎて
俺
「恥ずかしーw」
言っちゃったよ、はあ
85: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:10:43.64 ID:qYAejjfmi
娘
「私は人に恵まれてるんだよ、自慢だけどw」
俺
「羨ましいなぁ、俺は人に恵まれたのはカトウくらいだよ」
娘
「カトウくんが良い人連れて来るから私は人に恵まれるんだよw」
もうカトウには敵わないな、
俺は素直にカトウと知り合いになれたことを誇りに思う。
俺
「もう何に悩んでたのかわからなくなったわw」
娘
「私もw」
俺
「そんじゃ帰りますかー」
娘
「そうしますかー」
「私は人に恵まれてるんだよ、自慢だけどw」
俺
「羨ましいなぁ、俺は人に恵まれたのはカトウくらいだよ」
娘
「カトウくんが良い人連れて来るから私は人に恵まれるんだよw」
もうカトウには敵わないな、
俺は素直にカトウと知り合いになれたことを誇りに思う。
俺
「もう何に悩んでたのかわからなくなったわw」
娘
「私もw」
俺
「そんじゃ帰りますかー」
娘
「そうしますかー」
86: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:22:37.72 ID:pFd2cMrv0
面白い
続きが気になるな
続きが気になるな
87: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:24:40.96 ID:qYAejjfmi
そんで家について俺が思ったことを喋ってみた。
俺
「俺たちちょっと贅沢だったのかもな、
それでそれが無くなりそうになって焦ってたんだ。」
娘
「あー、そうかも」
俺
「もともと持ってなかったものを誰かがくれて
最初は喜んでたのに、それがいつのまにかそれがあって
当たり前になってて、でもそれを取り返されそうになると
やっぱり無くしたくないって思うんだ。」
俺
「俺たちちょっと贅沢だったのかもな、
それでそれが無くなりそうになって焦ってたんだ。」
娘
「あー、そうかも」
俺
「もともと持ってなかったものを誰かがくれて
最初は喜んでたのに、それがいつのまにかそれがあって
当たり前になってて、でもそれを取り返されそうになると
やっぱり無くしたくないって思うんだ。」
88: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:25:42.19 ID:qYAejjfmi
娘
「ちょっと欲張りだったかなぁw」
俺
「俺カトウや娘一家に会えただけで人生満足だよw」
娘
「それはちょっと欲張らな過ぎじゃない?w」
俺
「これくらいで満足して喜んでるのがちょうどいいよ、
もしまた良い人に会えたら超うれしいじゃん?w」
娘
「たしかにw良いこと言うじゃんw」
「ちょっと欲張りだったかなぁw」
俺
「俺カトウや娘一家に会えただけで人生満足だよw」
娘
「それはちょっと欲張らな過ぎじゃない?w」
俺
「これくらいで満足して喜んでるのがちょうどいいよ、
もしまた良い人に会えたら超うれしいじゃん?w」
娘
「たしかにw良いこと言うじゃんw」
89: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:26:18.75 ID:qYAejjfmi
俺
「俺カトウとここに来れて本当に良かったよ」
娘
「ありがとう、カトウくんにもお礼言っときなよw」
俺
「おう!」
娘
「じゃー寝ますか!」
俺
「そーしますか!」
娘
「おやすみ!」
俺
「おやすみ!」
「俺カトウとここに来れて本当に良かったよ」
娘
「ありがとう、カトウくんにもお礼言っときなよw」
俺
「おう!」
娘
「じゃー寝ますか!」
俺
「そーしますか!」
娘
「おやすみ!」
俺
「おやすみ!」
90: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:27:10.96 ID:qYAejjfmi
こんな感じで娘は笑いながら部屋に入っていった。
やっぱりここは良いところだ、失いたくない。
これも贅沢なのか?とか考えたが先ばかり考えて
今ある幸せに気づかないのもアホらしいと思ったところで、
恥ずかしくなってきて寝た。
やっぱりここは良いところだ、失いたくない。
これも贅沢なのか?とか考えたが先ばかり考えて
今ある幸せに気づかないのもアホらしいと思ったところで、
恥ずかしくなってきて寝た。
91: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:42:07.71 ID:qYAejjfmi
そして最終日、夜はバーベキューをやるのが
この家の伝統なんだそうだ、俄然やる気が出る。
この頃には箱を1回で2箱運ぶのは当然、
たまに3箱に挑戦してヒィヒィ言っていることすら
珍しい光景では無くなっていた。
カトウも俺に触発されてか(俺の自惚れか)
いつも以上に気合が入っているようだ。
この家の伝統なんだそうだ、俄然やる気が出る。
この頃には箱を1回で2箱運ぶのは当然、
たまに3箱に挑戦してヒィヒィ言っていることすら
珍しい光景では無くなっていた。
カトウも俺に触発されてか(俺の自惚れか)
いつも以上に気合が入っているようだ。
92: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:43:06.63 ID:qYAejjfmi
午後も草をほとんど取り尽くしてしまい、
箱もほとんど作り終え、薪も割り尽くし、
何をしようかといったところだが、
そこは農家、仕事など探せばいくらでもある。
俺とカトウは夕飯の買い出しに出かけた。
軽トラを借りて出かける。
実は俺は軽トラを運転するのが夢でもあった。
しかしMT。不安だ。
カトウ
「大丈夫か?汗すごいぞ」
俺
「大丈夫、大丈夫…」
キーを回してエンジンをかける。
クラッチを切り1速に入れる。
アクセルを開け、徐々にクラッチを繋ぐ…動いた!
箱もほとんど作り終え、薪も割り尽くし、
何をしようかといったところだが、
そこは農家、仕事など探せばいくらでもある。
俺とカトウは夕飯の買い出しに出かけた。
軽トラを借りて出かける。
実は俺は軽トラを運転するのが夢でもあった。
しかしMT。不安だ。
カトウ
「大丈夫か?汗すごいぞ」
俺
「大丈夫、大丈夫…」
キーを回してエンジンをかける。
クラッチを切り1速に入れる。
アクセルを開け、徐々にクラッチを繋ぐ…動いた!
93: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 00:44:05.98 ID:qYAejjfmi
最初の壁を乗り越えればあとは落ち着いたものだ、
まわりの景色を眺めながらゆっくり軽トラを走らせる。
窓を開けているだけで爽やかな風が吹き込んで来る。
この土地は良い最高だ。
やっぱ言うならこのタイミングかな
まわりの景色を眺めながらゆっくり軽トラを走らせる。
窓を開けているだけで爽やかな風が吹き込んで来る。
この土地は良い最高だ。
やっぱ言うならこのタイミングかな
94: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 01:06:41.80 ID:qYAejjfmi
俺
「なあカトウ」
カトウ
「ん?」
俺
「ここに連れてきてくれてありがとな」
カトウ
「…」
返事が無い、
ちらっとカトウの方を見ると涙を流してた。
俺
「どうしたんだよ…!?」
俺は結構焦ったが、
しばらくして落ち着いたカトウが話してくれた。
「なあカトウ」
カトウ
「ん?」
俺
「ここに連れてきてくれてありがとな」
カトウ
「…」
返事が無い、
ちらっとカトウの方を見ると涙を流してた。
俺
「どうしたんだよ…!?」
俺は結構焦ったが、
しばらくして落ち着いたカトウが話してくれた。
95: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 01:07:40.74 ID:qYAejjfmi
カトウ
「俺も昔この土地と娘一家に助けてもらったんだ。
俺高校の時鑑別所行ったりしてたんだ。
だけどふとこれじゃダメだって思って、
その時通ってた高校辞めたんだ。
それでまた一から高校入り直そうと思って見つけた
高校で娘や他の友達と出会ったんだ。
今までの学校のイメージとだいぶ違う学校でさ、
マジで楽しかった。
そこで俺は助けられた。そんで俺は自分の中で、
1回助けられたら3回誰かを助けるっていうルールを決めたんだ。
「俺も昔この土地と娘一家に助けてもらったんだ。
俺高校の時鑑別所行ったりしてたんだ。
だけどふとこれじゃダメだって思って、
その時通ってた高校辞めたんだ。
それでまた一から高校入り直そうと思って見つけた
高校で娘や他の友達と出会ったんだ。
今までの学校のイメージとだいぶ違う学校でさ、
マジで楽しかった。
そこで俺は助けられた。そんで俺は自分の中で、
1回助けられたら3回誰かを助けるっていうルールを決めたんだ。
でも助けるって言っても難しいんだよね。
でもある日2ch見てたらさ、
「暇、助けろ」ってスレ見つけてもうこれだー!って思ってさ、
でもお前から連絡来なかったらどうしよう、
もし来てもどうやって助ければいいんだろう、
でもすぐにお前から連絡きてさ、
もうあそこしかないって思ってここに連れてきてさ、
お前がここに来て良かったって言ってくれて
本当嬉しかったんだよ、
お前が俺が助けられた人1号だよw」
でもある日2ch見てたらさ、
「暇、助けろ」ってスレ見つけてもうこれだー!って思ってさ、
でもお前から連絡来なかったらどうしよう、
もし来てもどうやって助ければいいんだろう、
でもすぐにお前から連絡きてさ、
もうあそこしかないって思ってここに連れてきてさ、
お前がここに来て良かったって言ってくれて
本当嬉しかったんだよ、
お前が俺が助けられた人1号だよw」
97: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 01:10:51.38 ID:qYAejjfmi
俺はもううれしくて仕方がなかった。
俺が立てたクソスレに
こんなに真剣に向き合ってくれたヤツが居たことが。
そして、そいつと今、
そいつの大好きな土地に居れることが。
俺もついうれしくて涙をちょっとだけ流してしまった。
そしたらその途端カトウが
俺が立てたクソスレに
こんなに真剣に向き合ってくれたヤツが居たことが。
そして、そいつと今、
そいつの大好きな土地に居れることが。
俺もついうれしくて涙をちょっとだけ流してしまった。
そしたらその途端カトウが
98: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 01:11:26.71 ID:qYAejjfmi
カトウ
「あ!泣いてる!何で?感動した?www」
俺
「うるせーwwwわりーかwww」
カトウ
「悪い、この話嘘なんだwww」
俺
「は?どっからどこまで?」
カトウ
「お前が20歳のニートってとこから全部だよwwww」
終わり
「あ!泣いてる!何で?感動した?www」
俺
「うるせーwwwわりーかwww」
カトウ
「悪い、この話嘘なんだwww」
俺
「は?どっからどこまで?」
カトウ
「お前が20歳のニートってとこから全部だよwwww」
終わり
99: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 01:15:14.39 ID:8G8l5DXw0
乙
100: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 01:17:25.36 ID:l7gjo+XTO
乙。爽やかで面白かった
101: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 01:18:23.12 ID:KeWPIVPK0
乙乙!
102: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 01:21:33.59 ID:AB1hXOQg0
乙!このスレ読めてよかった!
103: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 01:30:04.52 ID:xfceoTTF0
お疲れさまです
104: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 01:48:18.33 ID:25z+Ynvu0
鮮やかな釣りスレ
おつ
おつ
105: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 02:24:01.94 ID:VCBqqtD90
やっぱ創作か。
リアルなら良い話だったなー
リアルなら良い話だったなー
106: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 05:50:24.49 ID:Hg7LSgr40
すげー良スレだった
107: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 05:58:36.88 ID:lJbCz0u+i
読み終わった!楽しかったー
娘死ぬのかと思ってヒヤヒヤしながら見てたわ
娘死ぬのかと思ってヒヤヒヤしながら見てたわ
108: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 06:29:48.06 ID:Y0VwroB+0
>>1
おもろかった
どうせならもう少し引っ張ってほしかったな
おもろかった
どうせならもう少し引っ張ってほしかったな
109: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 07:43:36.48 ID:SEBOesrU0
ちょっと悩みが解消された気がするわ。
サンキュ。
サンキュ。
110: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 08:42:41.42 ID:JjPL/5YD0
なかなかの良釣り
111: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 09:49:16.72 ID:snv2L0N+0
面白かった
112: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 10:27:27.95 ID:eimL4fL9O
マジで面白かった
>>1乙
>>1乙
114: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 11:30:55.43 ID:vascZ54d0
おい、娘とカトウはその後どうなったんだよw
115: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 12:05:48.26 ID:UeOMiSHE0
なんかこういうの見ると楽しかった2chを思い出すね。
いつから今みたいなびっぷらになっちゃったんだろう。
いつから今みたいなびっぷらになっちゃったんだろう。
118: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 21:28:39.58 ID:qYAejjfmi
ここまで読んで下さった方々ありがとうございます。
昨夜(今朝?)は自分の都合で無理やり
釣りスレにしてしまい、申し訳ありません。
一応続きを用意したのですが、
いらなければイラネなどのレスをください。
もし読みたいという方がいるようでしたら
申し訳ありませんが投下させてもらいます。
レスが無いようなら、
身勝手ながら投下させてもらいます。
昨夜(今朝?)は自分の都合で無理やり
釣りスレにしてしまい、申し訳ありません。
一応続きを用意したのですが、
いらなければイラネなどのレスをください。
もし読みたいという方がいるようでしたら
申し訳ありませんが投下させてもらいます。
レスが無いようなら、
身勝手ながら投下させてもらいます。
119: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 21:31:47.37 ID:KQ8Bxj8A0
(0゚・∀・)wktk
120: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 21:32:47.06 ID:thLng9H10
読みたいですお願いします
121: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 21:57:47.77 ID:qYAejjfmi
カトウ
「あ!泣いてる!何で?感動した?www」
俺
「うるせーwwwわりーかwww」
カトウ
「でも今気づいたんだけどさ、お前に助けられたって
言ってもらえてなんか俺も助けられたんだよね」
俺
「というと?」
カトウ
「1回助けたら助ける回数が2回増えるってことwww」
俺
「それはいいなwwww」
カトウ
「だろ?www最高だwww」
「あ!泣いてる!何で?感動した?www」
俺
「うるせーwwwわりーかwww」
カトウ
「でも今気づいたんだけどさ、お前に助けられたって
言ってもらえてなんか俺も助けられたんだよね」
俺
「というと?」
カトウ
「1回助けたら助ける回数が2回増えるってことwww」
俺
「それはいいなwwww」
カトウ
「だろ?www最高だwww」
122: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 21:59:09.16 ID:qYAejjfmi
俺たちは笑いながら町のスーパーまで軽トラを走らせた。
俺
「着いたー、思ったより立派なスーパーだな」
カトウ
「肉屋はあっちに良いところがあるよ」
野菜などはスーパーで買い、
肉は精肉店っていうのかな?そこで買った。
肉なんてパック詰めされた物しか買ったことがない。
量を指定して買うというのは新鮮だ。
最後にカトウと俺で割り勘して花火セットを買った。
これは頼まれていないがサプライズだ。
カトウ
「よし、帰って準備だな!」
俺
「おう!」
俺
「着いたー、思ったより立派なスーパーだな」
カトウ
「肉屋はあっちに良いところがあるよ」
野菜などはスーパーで買い、
肉は精肉店っていうのかな?そこで買った。
肉なんてパック詰めされた物しか買ったことがない。
量を指定して買うというのは新鮮だ。
最後にカトウと俺で割り勘して花火セットを買った。
これは頼まれていないがサプライズだ。
カトウ
「よし、帰って準備だな!」
俺
「おう!」
123: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:00:07.79 ID:qYAejjfmi
そして家に着き、バーベキューの準備を始める。
さすがにカトウは何度もやってるみたいで手慣れたものだ。
4時頃になって娘と弟が帰ってきた。
プールにでも行ってきたのだろうか、髪が濡れている。
と思ったら肩からクーラーボックスを下げている。
さすがにカトウは何度もやってるみたいで手慣れたものだ。
4時頃になって娘と弟が帰ってきた。
プールにでも行ってきたのだろうか、髪が濡れている。
と思ったら肩からクーラーボックスを下げている。
124: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:00:54.61 ID:qYAejjfmi
俺
「どこいってたの?」
娘
「川だよー」
俺
「魚釣ったの?」
娘
「釣ったよ!みてみて!」
俺はクーラーボックスを覗いて驚いた、
デカい魚が10匹くらい入ってる。20~30センチはありそうだ。
俺
「すげー、これなんて魚?」
娘
「これはイワナっていう魚だよ」
俺
「へー、うまいの?」
娘
「超うまいよwww」
俺
「マジか、楽しみwww」
カトウは火を起こしている。
俺は娘と弟とイワナの下ごしらえをすることになった。
「どこいってたの?」
娘
「川だよー」
俺
「魚釣ったの?」
娘
「釣ったよ!みてみて!」
俺はクーラーボックスを覗いて驚いた、
デカい魚が10匹くらい入ってる。20~30センチはありそうだ。
俺
「すげー、これなんて魚?」
娘
「これはイワナっていう魚だよ」
俺
「へー、うまいの?」
娘
「超うまいよwww」
俺
「マジか、楽しみwww」
カトウは火を起こしている。
俺は娘と弟とイワナの下ごしらえをすることになった。
125: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:01:32.59 ID:qYAejjfmi
娘
「とりあえず内臓出して渡すから塩付けてちょーだい」
俺
「了解」
弟が新聞紙に塩をぶちまけてる
俺
「え、そんなに使うの?w」
弟
「そうだよww」
弟は魚に塩を付け始める。
もう付けるっていうかすり込む感じだ。
味濃過ぎじゃね?と思ったがここは従っておこう。
塩をつけた後は魚に串を刺す。
串は目から刺すらしい、
口から刺すイメージだったので意外だった。
「とりあえず内臓出して渡すから塩付けてちょーだい」
俺
「了解」
弟が新聞紙に塩をぶちまけてる
俺
「え、そんなに使うの?w」
弟
「そうだよww」
弟は魚に塩を付け始める。
もう付けるっていうかすり込む感じだ。
味濃過ぎじゃね?と思ったがここは従っておこう。
塩をつけた後は魚に串を刺す。
串は目から刺すらしい、
口から刺すイメージだったので意外だった。
126: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:02:14.89 ID:qYAejjfmi
火が着いたみたいでカトウもイワナ組に混ざる。
カトウ
「串を刺す時はな、
スノボのキャンバーをイメージすればいいんだよ」
俺
「ふーん?」
よくわからないがキャンバーというのは
Wのような形らしい、なるほどわからん。
とりあえずイワナをくねくねさせながら串に刺していく。
そして下ごしらえ終了。
1匹だけ違う魚が居ることに気づいた。
カトウ
「串を刺す時はな、
スノボのキャンバーをイメージすればいいんだよ」
俺
「ふーん?」
よくわからないがキャンバーというのは
Wのような形らしい、なるほどわからん。
とりあえずイワナをくねくねさせながら串に刺していく。
そして下ごしらえ終了。
1匹だけ違う魚が居ることに気づいた。
127: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:02:51.96 ID:qYAejjfmi
俺
「この魚って違う種類?」
カトウ
「よく気づいたな、それはニジマスっていう魚だよ」
俺
「そうなのか、ニジマスの方がうまいのか?」
カトウ
「俺はイワナの方が好きかな、食べ比べてみたら?」
俺
「お言葉に甘えるわww」
「この魚って違う種類?」
カトウ
「よく気づいたな、それはニジマスっていう魚だよ」
俺
「そうなのか、ニジマスの方がうまいのか?」
カトウ
「俺はイワナの方が好きかな、食べ比べてみたら?」
俺
「お言葉に甘えるわww」
128: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:04:06.13 ID:qYAejjfmi
吾郎さんと社長(夏実さん)も帰ってきたところで
バーベキューが始まった。
早速吾郎さんは網一面に肉を並べた。
俺
「え、野菜は焼かないんですか?」
吾郎さん
「せっかく腹減ってるのに肉食わなきゃもったいないだろww」
俺
「な、なるほど!」
吾郎さんが言うならそうなのだ。
バーベキューが始まった。
早速吾郎さんは網一面に肉を並べた。
俺
「え、野菜は焼かないんですか?」
吾郎さん
「せっかく腹減ってるのに肉食わなきゃもったいないだろww」
俺
「な、なるほど!」
吾郎さんが言うならそうなのだ。
129: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:05:12.88 ID:qYAejjfmi
カトウと弟は小さい焚き火を始め、
地面にイワナの串を刺して焼いている。
すげぇ!漫画で見たやつだ!
俺
「漫画みたいだ!」
カトウ
「いいだろwww」
俺
「すげーいいわwww」
カトウ
「そういえば持ち物にカメラって書いておいたけど忘れた?」
俺
「いや、持って来てあるけど使ってないよ」
地面にイワナの串を刺して焼いている。
すげぇ!漫画で見たやつだ!
俺
「漫画みたいだ!」
カトウ
「いいだろwww」
俺
「すげーいいわwww」
カトウ
「そういえば持ち物にカメラって書いておいたけど忘れた?」
俺
「いや、持って来てあるけど使ってないよ」
130: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:06:30.65 ID:qYAejjfmi
カトウ
「なんで?景色すげーいいじゃん」
俺
「初日に一枚だけ撮ってみたんだけどさ、
全然違うんだよ、迫力っていうのかな?」
カトウ
「あー、わかるわそれ、俺も最初は写真撮ってたけど
いつの間にか撮らなくなったわ、やるなww」
俺
「だろwwwやっぱ写真は被写体には敵わないんだよwww」
カトウ
「カメラマンが居たら殴られそうだなwww」
そう言って俺たちは笑った。
そういえばここに着てから笑ったり泣いたり、
感情が素直に出てくる。
自然の中に居ると俺も自然体になれるのだろうか。
ちょっと恥ずかしくなってきたところで
「なんで?景色すげーいいじゃん」
俺
「初日に一枚だけ撮ってみたんだけどさ、
全然違うんだよ、迫力っていうのかな?」
カトウ
「あー、わかるわそれ、俺も最初は写真撮ってたけど
いつの間にか撮らなくなったわ、やるなww」
俺
「だろwwwやっぱ写真は被写体には敵わないんだよwww」
カトウ
「カメラマンが居たら殴られそうだなwww」
そう言って俺たちは笑った。
そういえばここに着てから笑ったり泣いたり、
感情が素直に出てくる。
自然の中に居ると俺も自然体になれるのだろうか。
ちょっと恥ずかしくなってきたところで
131: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:07:11.45 ID:qYAejjfmi
吾郎さん
「焼けたぞー!食えー!」
カトウ
「よっしゃ!食うぜー!」
社長
「食うぜー!」
夏実さんのキャラが未だに定まらない。流石だ。
肉はもう肉!って感じ、タレ無しでもうまい。
そしてイワナとニジマス。簡単に言えば超うまかった。
イワナの方がもうちょっとうまかった。
言葉が見つからないので気になる人は
是非食べて見ることをお勧めする。
「焼けたぞー!食えー!」
カトウ
「よっしゃ!食うぜー!」
社長
「食うぜー!」
夏実さんのキャラが未だに定まらない。流石だ。
肉はもう肉!って感じ、タレ無しでもうまい。
そしてイワナとニジマス。簡単に言えば超うまかった。
イワナの方がもうちょっとうまかった。
言葉が見つからないので気になる人は
是非食べて見ることをお勧めする。
132: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:07:52.69 ID:qYAejjfmi
ただの野菜も外で焼いて食べるってだけで絶品料理に早変わりだ。
そしてこの家で採れたトウモロコシ。
炭火焼きで食べてみたがこれはちょっとうますぎた。
そして辺りも暗くなってきた頃、俺たちは食材を完食した。
そしてカトウはニヤニヤしながら軽トラに向かった。
花火を取りに行ったのだろう。
娘と弟も家に入っていった。と思ったら出てきた。
そしてこの家で採れたトウモロコシ。
炭火焼きで食べてみたがこれはちょっとうますぎた。
そして辺りも暗くなってきた頃、俺たちは食材を完食した。
そしてカトウはニヤニヤしながら軽トラに向かった。
花火を取りに行ったのだろう。
娘と弟も家に入っていった。と思ったら出てきた。
133: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:08:31.72 ID:qYAejjfmi
カトウ
「じゃーん!花火買ってきました!」
娘
「え?毎年うちで用意してるのに」
カトウ
「あれ、そうだっけ!?」
どうでもいいがカトウはたまに記憶を失うやつだ。
娘
「まあいっぱい遊べるからいいじゃんwww」
カトウ
「それもそうだなwww」
「じゃーん!花火買ってきました!」
娘
「え?毎年うちで用意してるのに」
カトウ
「あれ、そうだっけ!?」
どうでもいいがカトウはたまに記憶を失うやつだ。
娘
「まあいっぱい遊べるからいいじゃんwww」
カトウ
「それもそうだなwww」
134: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:10:05.96 ID:qYAejjfmi
こうして花火大会が始まった。
カトウが調子に乗って火をつけまくってる。
煙がすごい、もはや煙幕だ。
カトウの姿は見えなくなった。
吾郎さんは座ってニコニコしている。
社長はビールを飲んでいる。
そして最後の締めにみんなで線香花火をやった。
吾郎さん
「よーし、終わり!」
カトウ
「終わりかー!」
名残惜しいがこれでここでの生活も終わりか…
カトウが調子に乗って火をつけまくってる。
煙がすごい、もはや煙幕だ。
カトウの姿は見えなくなった。
吾郎さんは座ってニコニコしている。
社長はビールを飲んでいる。
そして最後の締めにみんなで線香花火をやった。
吾郎さん
「よーし、終わり!」
カトウ
「終わりかー!」
名残惜しいがこれでここでの生活も終わりか…
135: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:10:47.44 ID:qYAejjfmi
弟
「まだなんか残ってるよ?」
そう言って弟が取り出したのはヘビ花火。
とりあえず火を着けてみんなで眺める。うにょー
カトウ「なんか締まらねーwww」
でもみんな笑ってる、やっぱ笑ってるのはいい、
笑ってるだけで幸せになれる気がする。
違うな、笑えるってことは幸せなことなんだな。
この辺まで考えたが俺は恥ずかしくなったので考えるのをやめた。
「まだなんか残ってるよ?」
そう言って弟が取り出したのはヘビ花火。
とりあえず火を着けてみんなで眺める。うにょー
カトウ「なんか締まらねーwww」
でもみんな笑ってる、やっぱ笑ってるのはいい、
笑ってるだけで幸せになれる気がする。
違うな、笑えるってことは幸せなことなんだな。
この辺まで考えたが俺は恥ずかしくなったので考えるのをやめた。
136: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:11:24.62 ID:qYAejjfmi
食器などを簡単に片付ける。
炭などは明日の朝に片付けるそうだ。
俺
「カトウ、明日何時に帰る?」
カトウ
「そうだなぁ、午前に出荷手伝って帰るか」
俺
「じゃあ午後には出発かぁ」
カトウ
「帰りたくないだろ?」
俺
「帰りたくないわ、でも帰る」
カトウ
「お、ちょっと男らしいぞwww」
俺
「俺には俺の居場所があるからなwww」
カトウ
「ヒューヒューwww」
ちなみにこれは口で言っている。
炭などは明日の朝に片付けるそうだ。
俺
「カトウ、明日何時に帰る?」
カトウ
「そうだなぁ、午前に出荷手伝って帰るか」
俺
「じゃあ午後には出発かぁ」
カトウ
「帰りたくないだろ?」
俺
「帰りたくないわ、でも帰る」
カトウ
「お、ちょっと男らしいぞwww」
俺
「俺には俺の居場所があるからなwww」
カトウ
「ヒューヒューwww」
ちなみにこれは口で言っている。
137: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:12:05.52 ID:qYAejjfmi
俺
「東京でちゃんと生きてからまたここに来たいと思う。」
カトウ
「おう、また連れて来るぜ」
俺
「冬までにちゃんと生きるww」
カトウ
「ちょっと女々しいぞwwwがんばれwww」
「東京でちゃんと生きてからまたここに来たいと思う。」
カトウ
「おう、また連れて来るぜ」
俺
「冬までにちゃんと生きるww」
カトウ
「ちょっと女々しいぞwwwがんばれwww」
138: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:13:48.61 ID:qYAejjfmi
そして最後の日の朝、
いつもの時間に起き、
いつものように散歩に行き、
いつものように朝食を食べ、
いつものように収穫する。
東京での俺は明日が来ることが当たり前だと思っていた。
でも、もうここで当たり前に明日を迎えることはできない。
だから俺は今ちょっと嫌な感じだ。
いや、俺は気づきかけていたじゃないか、
いつもあるものが当たり前じゃないということに。
俺は東京に帰ってもこのことを忘れない、
まあたまに忘れるだろう。
でも思い出せる自信がある。
今日一日とりあえず頑張ってみよう。
いつもの時間に起き、
いつものように散歩に行き、
いつものように朝食を食べ、
いつものように収穫する。
東京での俺は明日が来ることが当たり前だと思っていた。
でも、もうここで当たり前に明日を迎えることはできない。
だから俺は今ちょっと嫌な感じだ。
いや、俺は気づきかけていたじゃないか、
いつもあるものが当たり前じゃないということに。
俺は東京に帰ってもこのことを忘れない、
まあたまに忘れるだろう。
でも思い出せる自信がある。
今日一日とりあえず頑張ってみよう。
139: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:14:53.00 ID:qYAejjfmi
収穫も終わり、昼ごはんもご馳走になった。
そして帰る支度をしていると
吾郎さんは俺とカトウに封筒を渡してきた。
中を確認すると1万円札が何枚か入っているようだ。
俺
「なんですか?これ」
吾郎さん
「バイト代だよ、あれ、カトウくんから聞いてない?」
俺
「聞いてないですよ?」
カトウ「言ってないですwww」
俺
「なんで言わなかったんだ?」
カトウ
「お金とか余計なこと考えないでここに連れてきたかったからな、
あとお前をちょっと試したのもあるwww」
俺
「ひでぇwww」
そして帰る支度をしていると
吾郎さんは俺とカトウに封筒を渡してきた。
中を確認すると1万円札が何枚か入っているようだ。
俺
「なんですか?これ」
吾郎さん
「バイト代だよ、あれ、カトウくんから聞いてない?」
俺
「聞いてないですよ?」
カトウ「言ってないですwww」
俺
「なんで言わなかったんだ?」
カトウ
「お金とか余計なこと考えないでここに連れてきたかったからな、
あとお前をちょっと試したのもあるwww」
俺
「ひでぇwww」
140: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:15:37.25 ID:qYAejjfmi
カトウ
「でもお前はここに来た、それはお前が本気だったからだよ」
俺
「そうかもな、恥ずかしーw」
カトウ
「うるせーw人がせっかく褒めてやったのにw」
俺
「はいはいw吾郎さん、
お金置いて行きます。また取りにきていいですか?」
吾郎さん
「待ってるよ、今度は冬に来るんだろ?w」
カトウ
「知ってたんですかwww」
吾郎さん
「娘がうれしそうに話してたからねw」
俺
「じゃあまた来ます!」
吾郎さん「おう!」
「でもお前はここに来た、それはお前が本気だったからだよ」
俺
「そうかもな、恥ずかしーw」
カトウ
「うるせーw人がせっかく褒めてやったのにw」
俺
「はいはいw吾郎さん、
お金置いて行きます。また取りにきていいですか?」
吾郎さん
「待ってるよ、今度は冬に来るんだろ?w」
カトウ
「知ってたんですかwww」
吾郎さん
「娘がうれしそうに話してたからねw」
俺
「じゃあまた来ます!」
吾郎さん「おう!」
141: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:16:16.55 ID:qYAejjfmi
帰る前に、もう一度だけカメラを使った。
みんなで集合写真を撮った。
みんないい笑顔だ。
カトウ
「それじゃ帰ります、お世話になりました!」
俺
「ありがとうございました、また来ます!」
娘
「またね!待ってるよ!」
みんなで集合写真を撮った。
みんないい笑顔だ。
カトウ
「それじゃ帰ります、お世話になりました!」
俺
「ありがとうございました、また来ます!」
娘
「またね!待ってるよ!」
142: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:17:22.52 ID:qYAejjfmi
バイクに跨がり、エンジンをかける(カトウが)。
明日はどんな一日なるのだろう。
明日がどんな日になるのかは自分次第だということを俺は学んだ。
今はカトウに頼りっぱなしだ。
次は自分の力でまたここに戻ってこよう。
そんなことを考えながら昼の道を走る。
明日はどんな一日なるのだろう。
明日がどんな日になるのかは自分次第だということを俺は学んだ。
今はカトウに頼りっぱなしだ。
次は自分の力でまたここに戻ってこよう。
そんなことを考えながら昼の道を走る。
143: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:18:24.30 ID:qYAejjfmi
これで本当に終わりです、
ありがとうございました!
ありがとうございました!
144: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:19:10.38 ID:snv2L0N+0
涙目…
面白かった>>1乙
面白かった>>1乙
145: 名も無き被検体774号+ 2014/10/17(金) 22:50:59.62 ID:6sviXeXW0
めっちゃ面白かった!!
>>1乙です。
>>1乙です。
148: 名も無き被検体774号+ 2014/10/18(土) 00:17:08.54 ID:ByhbINPo0
乙
おもろかった
おもろかった
149: 名も無き被検体774号+ 2014/10/18(土) 01:01:10.08 ID:WtDOJ/1s0
面白くて一気に全部読んじまった、、、
乙!誰かを助けられるような人になる!!
乙!誰かを助けられるような人になる!!
150: 名も無き被検体774号+ 2014/10/18(土) 01:07:26.52 ID:Ve+zhVDC0
一気読みした
大変乙
大変乙
152: 名も無き被検体774号+ 2014/10/18(土) 10:16:46.27 ID:/YR3G0120
今日一日、頑張れそうな気がしてきたよ。
冬の話も待ってるからな。
冬の話も待ってるからな。
153: 名も無き被検体774号+ 2014/10/18(土) 16:57:35.25 ID:MupX/peq0
いい話だった
156: 名も無き被検体774号+ 2014/10/19(日) 13:17:39.45 ID:rlkZkDQM0
いい話だった
頑張ろう
頑張ろう
※前編へ
引用元 2週間くらい外出しない?って言われた話
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syurabalife
がしました
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