982: 名無しさん@おーぷん 22/01/06(木)19:23:32 ID:0l.pp.L1
30年ほど前の事を1つ投下。
今のご時世なら、もう起こりえない事だと思う。
実家に住んでいたころ、
ある日を境にあるおじさんが道を通るようになった。
そのおじさんは非常に目立っていた。
リヤカー屋台のような物を引きずっていたからだ。
ただ赤提灯には何も文字はなく、笛を吹いてるわけでもなく、
焼き芋屋のような「おいも~♪」なんて声も出してない。
謎のおじさんだった。
当時子供だった自分は、その目撃情報を父に伝えた。
父は見かけたら声かけてみるよ。とだけ言った。

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それからしばらくが経ち
ビニール袋片手に、早めに父が帰ってきた。
それは何?と聞くと
「前に聞いてた「謎のおじさん」から買ってきたものだよ」と言い、
そのままキッチンに行った。
そして出てきたのは熱々のおでんだった。
あのリヤカー屋台のおじさんはおでん売りだった。
父が聞いた分には
「秋~冬の終わりまで週2~3回おでんを売りまわってる。
 いつも同じ時間帯に出発している、
 500円で約10個の具を売ってくれる」だそうだった。
同じ時間帯に出発してるので、
いつも17時半~18時くらいにこの道を通るようだ。
1度会ってみたくて、500円を握りしめて待っていた。
本当におでん屋だった。
自分はタマゴが好きだという事を伝えると
「じゃあ、サービスだ」と
タマゴを2個追加してくれたことは未だに記憶にある。

たまにおでんが売り切れ間近になってることもあったらしく、
目立ってるにも関わらず知る人ぞ知るおでん屋と化していた。
今じゃ考えられないが、それが5年以上続いた。
少なくとも我が家では、おでん屋のおじさんがくると
「ああ寒くなってきたか」と、風物詩になっていた。

ところがある年、おじさんがおばさんに変わった。
事が理解できる年齢になってたのもあり
「ああ…もしかして…」ってなった。
そのおばさんも2年きたっきり、こなくなってしまった。

今じゃ食品衛生法に引っかかるし、不審者扱いされるだろう。
仮におでんを売るにしても立派なキッチンカーとかで売るだろう。
だが自分は、絵に描いたチャルメラのようなものが
そっくりそのまま出てきたおでん屋を忘れない。

985: 名無しさん@おーぷん 22/01/06(木)21:24:57 ID:Fe.3i.L2
>>982
絶対に美味しいヤツやん。
小学生の頃によく買いに行ったわらび餅を思い出した。
夏の間だけお爺さんがリヤカーで売りに来ていて、
弾力のある冷たい透明の餅と濃厚な黒蜜が絶品だった。
20年程前で食品衛生に煩くなってきた頃で、
母親からは「汚いから買うな」って言われていたけど
毎日こっそり友達と買って公園で食べていた。
中学生になったくらいに、売りに来なくなってしまった。
思い出補正もあるだろうけど、人生で一番美味しいわらび餅だったわ

988: 名無しさん@おーぷん 22/01/06(木)21:56:23 ID:NQ.pp.L1
>>982
昭和~平成初期までかなあ
うちは地方都市のあるところだけどわりと
ちょっと前まで似たようなおじさんいたなあ
年期の入ったワゴン車でポン菓子を炒ってるおじさん、
べっこう飴を作ってる老夫婦の屋台、
ボロボロの軽トラでラーメンやわらび餅売り歩いてるおじさん等々
そんなおじさんはだいたい村の知り合いだからか、
じいちゃんが「今日あすこにわらび餅来とるわ」て
居場所をかぎつけて買いに行ってたw
今思うとケータイとかなかったのに
どうやってじいちゃんはかぎつけていたのだろうか…





引用元 何を書いても構いませんので@生活板116