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160: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 19:30:11.99 ID:K0zg9wHr0
では再開。 


夏の言う「かっこいーアキ」を保ち続けねば、
と思った高校二年の三学期。 
失恋如きで憂鬱ぶる女を、夏は格好いいとは思わないだろう。 
私は一秒も早く、夏がイメージする「私」を、
取り戻さなければいけなかった。 
頑張る必要があった。 
そんな私をジッと見ている男がいることには、気付かなかった。 
気丈に振る舞う雪を見つめ続けた夏がいたように、
私にも、そんな男がいた。

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161: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 19:30:55.81 ID:46NYrVDL0
期待期待期待期待

162: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 19:35:01.66 ID:K0zg9wHr0
夏が私を怒鳴りつけ、雪が罪の意識を告白したあの日、 
確かに私の気持ちは晴れた。 
私の片思いは終わった、そう思っていた。 
でも、夏を友達として見ることは、そう簡単ではなかった。 
それほどに、私の片思いは長過ぎたんだ。 
けれど、みんなの目に映る私は、 
夏の一番の女友達でなくてはならなかった。

163: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 19:37:13.73 ID:K0zg9wHr0
友達を演じるのは慣れていた。 
片思いが長く、告白する勇気もなかった分、 
その演技力は着実に磨かれていったように思う。 
しかし問題があった。 
それは、夏に彼女がいること、
そしてそれは私の親友だということ。 
今まで片思いしてた時はこんなオプション付いていなかったけど、 
今は話が違う。 
落ちていく心を隠す演技力も必要になった。

164: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 19:45:39.66 ID:K0zg9wHr0
相変わらず四人で行動する日々。 
目の前には仲睦まじく笑う夏と雪。 
私はそんな二人をからかう。 
「もう、暑苦しいなあ!」
「夏デレデレすんな気持ち悪い!!」 
笑顔で、陽気に、嫌みったらしくならないよう。 
最善の注意を払う私。 
隣にはいつもハルがいた。 
私のテンションが途切れそうになると、 
やんわりとフォローしてくれていたように思う。 
「アキ、ジュース買い行こう」「アキ、ほら、飛行機雲」

165: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 19:50:24.75 ID:K0zg9wHr0
ここにいる奴らにはスウィーツwと思われるかもしれないけど、 
当時の私の趣味は空の写メを撮ることw 
隙あらば写メを撮る私に、ハルは協力的になっていた。 
「アキ、あの雲撮らなくていいん?」 
いやあれは別に、とアッサリ却下する私にもめげず、 
アキ、アキ、と 
ハルはいつも空を指さしてた。

166: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 19:53:54.20 ID:K0zg9wHr0
「アキ、これ俺が撮った」 
そう言ってハルは携帯を差し出した。 
そこには、まぁなんと言うか平凡な、 
褒めるところもない、ただの空が写っていた。 
お、おう、と返す私に、淡々と「また撮ってくる」と答えるハル。 
それからハルは、頻繁にメールを送ってくるようになる。 
空の写メを口実にして。 
暇な奴、くらいにしか思ってなかったけど、
悪い気はしなかったんだ。 
自分の趣味に人が乗っかってくれるのは、なんだか気持ち良かった。 
そんなハルの地道なアタックはしばらく続いたw

167: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:00:46.38 ID:K0zg9wHr0
少し話が逸れた。 
そんな感じで、私が友達を演じてた三学期。 
春休み直前の放課後、夏が私を呼んだ。 
私の隣にいる雪を差し置いて。 
きてきて、と手招きする夏。 
「あれ何?」と雪に聞くと、真面目な顔で「行って」と促された。 
「何?」と訊ねると、「大事な話がある!」と私の手を引いた夏。 
そして、一つの空き教室の前で足を止めた。 
「夏、まさか…」と、ほんのり期待してしまった私を許してくれ。 
私がソワソワし始めた頃、真顔の夏が言った。 
「真剣に聞いてやれよ!」 
そして私を無理矢理空き教室へ放り込んだ。 
薄暗い教室の中、ハルが、ヌボーっと教壇に立っていた。 
夏の遠ざかっていく足音だけが響いていた。

168: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:19:47.23 ID:K0zg9wHr0
状況を把握できない私は「何やってるん?」とハルに訊ねた。 
「座ってください」と教壇から指示するハル。 
「先生ごっこか?」と言いつつも、ハルに従って真ん中らへんの席に着いた。 
教壇から降りたハルは、私の隣の席に座った。 
「何なん?w先生ごっこは?w」と聞きながらも、 
なんとなく、先の展開は読めていた。

169: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:23:11.61 ID:K0zg9wHr0
「俺、アキのことが好きなんよね」 
ハルが机に突っ伏して呟いた。顔は見えなかった。 
ハルには申し訳ないが、やれやれ、としか思わなかった。 
「気付いてた?」などと、両腕に顔を埋めて問うハルに、 
私は露骨な呆れ顔で言った。 
「なに夏と雪に影響されてるん?」 
「えっ」とばかりに体を起こすハル。 
「仲間内からカップル成立したんだし、まぁ気持ちは解るけどさ、 
 冷静になれよ 
 好きとかw 
 夏と雪の恋愛モードに流されすぎw」 

驚くことなかれ、私は当時、本心からこう言っているのだ。 
それくらい、ハルの気持ちに微塵も気付いてなかった。

170: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 20:27:23.90 ID:ktNyfY+D0
え!ハル…切ないー

171: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:30:03.11 ID:K0zg9wHr0
ハルは、あまり人の目を見ない。 
一度目が合うと反らしたりはしないんだけど。 
そんなハルが、不愉快そうに私をジッと見つめた。 
「気付いてなかったのは、アキぐらいやし」 
え?と反射的に声が出た。 
「夏も雪も、俺の気持ち知っとるよ」 

目玉が落ちるかと思った。 
雪と夏が知っていたことにも驚いたけど、 
その言葉で真実味が一気に増したからだ。 

間抜け面だったと思う。 
でも衝撃的すぎて、言葉も出なかった。 
何も言えない私に、ハルは続けた。 
「初めて廊下で会話したやん、あの時から、ずっと好きやった」

172: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:36:26.81 ID:K0zg9wHr0
初めて廊下で会話した、あの時。 
夏が雪を見初めて、雪がハルを見初めた、あの時。 
私もハルに見初められたと言うのか。 
あの一瞬の空間で、三つの恋が同時に生まれたのか。 
劇的な展開に、私は思わず笑った。 
凄い、とすら思った。 
前にも書いたように、運命的だ、と。 
すげーすげーって、大口開けて笑った。 
目の前で愛の告白をしてくれたハルを放って。 
ハルも釣られてヘラッて笑ったから、 
「ごめん、無理」と答えやすかった。 
ヘラッと笑っていたハルはそのまま固まって、
「やっぱり」と呟いた。

173: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:41:27.63 ID:K0zg9wHr0
「まだ夏が好きなんやろ?」 
本日何度目かの衝撃。 
ハルは私の気持ちを知っていたと言うのか。 
「そりゃ解るよ。好きな人のことやもん」 
そうだな、 
私も、雪を見つめる夏に気付いてた。

174: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:45:23.38 ID:K0zg9wHr0
「最近、あまりにもアキが頑張り過ぎやから、告ろうと思った」 
それどういう理屈? 
「夏以外にも目を向けて欲しいし、 
 放っとけんかったっていうか、 
 俺が支えたいなって思ってさ」 
このヌボーっとしたハルに、放っておけないと思わせるほど、 
私は目に見えて「頑張っていた」のか。 
自分の演技力の限界を感じた。 

「俺、よく見てるからね」とハルは笑った。

175: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:49:15.60 ID:K0zg9wHr0
「ハルの気持ち知らんかったから、 
 無神経なことしてたかも。ごめんね」と言う私に、 
ハルは「確かに」と、いつも通り淡々と答えた。 
「これから避けたりすんなよ」と、別れ際に言われて、 
当たり前だ、と答えた。 

教室に戻ると、夏と雪が神妙な面もちで迎えてくれた。 
「断ったよ」と告げた私に、夏が詰め寄った。 
「なんで!?ハルのどこが駄目なん!?」 
雪がそんな夏を、まぁまぁ、と静めた。 
夏は「お前には勿体ないわ、ばーーーか!!」と捨て台詞を吐いて、 
ぷりぷりしながら去っていった。 
きっとハルのフォローに行ったんだろう。 
それにしても、なんて無神経な男なんだ。そこも好きだったけど。

176: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:51:14.54 ID:K0zg9wHr0
雪が「ごめんね」と呟いて、「帰ろう」と続けた。 
雪は何も聞いてこなかった。 

下校途中、 
「雪はいつから気付いてた?ハルの気持ち」私がそう訊ねると、 
「私がハル君に告る前からやね」と雪は答えた。 
「じゃぁなんで告ったん?」の問いかけには、 
「解らんねぇw」としか返ってこなかった。

177: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:52:47.30 ID:K0zg9wHr0
少し離れるだ(`・ω・´) 
長くなってごめん(`・ω・´)

178: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 21:52:23.13 ID:CnP+fZt30
ええんだよ~待ってるからね~

179: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 21:56:15.27 ID:M6KsqVOA0
1がこうして細部まで文書にできるってことは、
この思い出は大事で、まだ輝いてるんだなぁ 

待ってるよ

180: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:21:55.51 ID:K0zg9wHr0
ただいま!(`・ω・´) 
あれれ 
人いないんだなぁw 
でも>>178>>179ありがとう^^ 
多少脚色してるけどねw思い出は宝だなぁ(`・ω・´) 

書いてく。

181: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:22:48.17 ID:K0zg9wHr0
あ 
まだ長くなるぞ 
あと一年あるから(`・ω・´)w

182: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:24:51.22 ID:K0zg9wHr0
ハルとは全く気まずくならなかった。 
それどころか、開き直ったハルは、毎日毎日私に絡んできた。 
「アキ、おはよう」から始まり、 
校内では意味もなく「アキ」と声をかけてくるハル。 
昼休みは常に一緒だし、下校だって誘ってくる。 
勿論かなりの頻度で、空の写メも送ってくる。 
私とハルの噂が立たないわけがなかった。 
全力で否定する私と、それを見て肩を落とすハル。 
昔の自分を見ているようだった。

183: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 22:28:30.23 ID:Lw16Rg4A0
ハルかわいいなww

184: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:28:47.32 ID:K0zg9wHr0
そうこうしてる時、もう三年生になっていた。 
クラス替えがあって、何の因果か夏と同じクラスになった私。 
ちなみに雪とハルは違うクラス。 
お祭り男の夏はすぐクラスの中心になって、 
私もまぁまぁ仲のいい子ができた。 
雪とハルはクラスが離れてしまったから、毎日お昼は四人で集まった。 
たまに各自友達連れてくることはあったけど。 

変わらず、ハルは「アキ、アキ」と私を呼び、私を見ていた。 
「好きな子まだできてないん?」と聞くと、 
私を見つめて「おるよ」って、淡々と答えるハル。 
私を諦める気はないのか、と自覚し始めていた。

185: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:30:39.56 ID:K0zg9wHr0
何度か夏がハルに女の子紹介したみたいだけど、 
すればするほどハルの評判が悪くなってく…、と夏がぼやいていた。 
女の子をその気にさせて、ばっさり切るんだって。 
ハル本人はそんな気ないらしいけど。 
でも何というか、 
たまに私にヤキモチ妬かせようとしてる魂胆が見え見えだった。 
呆れた。

186: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:31:51.94 ID:K0zg9wHr0
受験と並行しつつも、そんなゆるゆるした毎日を過ごしていた。 
私はまだ、夏を友達として見れてなかった。 
自分のしつこさにウンザリしていた。

187: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:34:58.37 ID:K0zg9wHr0
忘れもしない夏休み。 

よく四人で図書館で勉強してたんだ。 
そんなある日、夏と雪が、本棚に隠れて、軽くチューしていた。 
お遊び程度のものだったけど、私はまたショックを受けていた。 
やっぱりそんなの見たくなかった。 
平気な顔で最後まで勉強して、一人打ちひしがれながら帰った。 
ハルは黙って付いて来ていた。 
別れ際に何かフォローされた気がするけど、耳に入らなかった。

188: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:42:48.67 ID:K0zg9wHr0
数日後、いつものように図書館で勉強していると、ハルに呼び出された。 
私を人気のない廊下に連れ出して、 
「夏に告ってきたら」と言った。 
突然の提案に「はぁ?」としか答えられなかった。 
ハル曰く、気持ちを伝えてないから、いつまでも引きずるんだ、と。 
夏にアキの気持ちを知って貰って、 
その気持ちをガッツリ拒否されたら、それはいい節目になる、と。 

私もガッツリとハルの告白拒否したのに、 
君も私を諦めてないやん、とは言えなんだ。

189: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:46:03.03 ID:K0zg9wHr0
告白しようなんて考えたことない、絶対そんな事しない。 
そんな私の言い分に、初めてハルが切れた。 
「夏には雪がおって、それは変えようもない現実! 
 なのにアキはいつまでもその現実を見てない! 
 見てる振りしてるだけ!」 

痛いところを、突かれた。 
反論できない私は、感情的にしかなれなかった。 
「うるさい」 
怒りを露わにして、私は一人帰った。 

日課になっていたハルからのメールは、しばらくこなかった。

190: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:48:19.04 ID:K0zg9wHr0
夏と雪が、勉強の息抜きに花火に誘ってくれた。 
最初は断ったけど、しつこい二人に根負けした。 

私たちの地元の市民グラウンド。 
ハルも来ていた。 
よそよそしくて、目も合わなかった。 
でもこんなんじゃ夏達に気を使わせてしまう。 
私はいつも通りを装った。 
ハルは相変わらずヌボーっとしてた。 
でも、私をあからさまに避けていた。 
どんなに話しかけても、どんなに笑いかけても、目を合わさないハル。

191: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:51:14.66 ID:K0zg9wHr0
持ってたペットボトルを、ハルへ投げつけた。 
いつもはしつこいくらいアキアキ言うくせに!と、 
ついカッとなってしまった。 
不機嫌そうにペットボトルを拾うハル。 
夏と雪が困惑していた。 

「帰るわ」って、私はその場から逃げだした。 
少し遅い時間だったけど、一人で地面を強く踏みながら帰った。 
追いかけてきたのは、夏だった。

192: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:55:49.19 ID:K0zg9wHr0
「どうしたん?ハルになんかされたん?」 
私の前に立って、とおせんぼする夏。 
口を割ろうとしない私を、夏は近くの公園に拉致した。 
ベンチに座らされて、夏に仁王立ちで問い詰められる。 
それでも何も言えない私。 
喧嘩の理由?そんなの言えるわけないじゃないか。 
「ハルが夏に告れって言う」なんて。

193: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:01:54.66 ID:K0zg9wHr0
「追いかけてやってってハルに言われたから、俺が来たけど」 
夏のその言葉に、心臓がわなわな震えた。 
告らせようとしてるんだ、ハルは。 
こんな時に、そこまでするなんて。 
そして、私がここで何も言わずに夏と別れたら、 
ハルはまた私に冷たく当たるんでしょ。 
なんで私の気持ち無視して、勝手なことするの。 
そんなに私に振られてほしいのか。 
そんなに私を傷付けたいのか。 
そう思った瞬間に、「いや、それは違う」と自覚した。

194: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:05:30.80 ID:K0zg9wHr0
本当は解ってる、 
ハルが誰より、私を思ってしてくれた事だって。 
でも、今は改心してる場合じゃない。 
この怒りの勢いに乗らないと、できないから、告白なんか。 
やってやるよ。 
あぁそうだよ。ハルが正しいよ。 
私が逃げてただけですよ。 
苛々する。苛々する。 
ハルの顔を思い出して、怒りを溜めて溜めて、 

今しかない。

195: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:11:35.21 ID:K0zg9wHr0
「夏、ずっと好きやった」 
やっとそれだけ振り絞れた。 
ベンチに座って俯いてたから、前で仁王立ちしてる夏の顔は見えなかった。 
でも目の前にある足が、一歩だけ後ずさりした。 

言ったよ、言いましたよ、ハル君。 
これでいいんでしょ。 
あぁ本当。思った以上にスッキリしてきた。 
もうヤケクソだ。 
「中3の時から、しつこくあんたが好きでね」 
そう言って夏を見上げたら、半笑いで固まってた。 
あぁ、私もハルの気持ち知ったとき、 
そんな顔だったのかも、とぼんやり思った。

196: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:14:56.01 ID:K0zg9wHr0
「え、え、今もってこと?」 
やっと口開いた夏の目は泳いでいた。 
「昔程じゃないけどね」と答えた。 
「そうなんや、ごめん、俺知らんくて」 
あっ、と思って、 
「気付いてなかったのは、夏だけだよ」って 
ハルの言葉を丸パクリしたんだ。 
やっぱりその言葉は真実味が増すみたいで、夏はまた固まってた。

197: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:18:54.11 ID:K0zg9wHr0
二人でしばらく無言で俯いてて、 
夏が私の隣に座った。 
「こっち向くなよ。」って言って、 
「ごめん。ありがとう。でも雪が好き」 
ゆっくりとそう呟いた。 
うん、としか言えなくて、また無言になった。 

あーぁ。って思っていた。 
でも不思議なくらい、胸がスーッと軽くなっていた。 
「アキ、俺、何にも知らんくて、 
 傷つけるようなこと沢山したかも、ごめん」 
夏がそう言ったのを聞いて、 
ハルから告られた時と全部が同じだなって、 
笑ってしまいそうだった。 
「私もハルに同じ事言ったよ」と言うと、「あぁっ」って声上げる夏。 
「うちらまじややこしいよねw」って言ったら、 
「まじやーん!!!」って、 
やっと四角関係に気付いたみたいだった。

198: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:23:18.66 ID:K0zg9wHr0
少し二人で笑い合って、「花火戻ろうぜ」って言われた。 
そうだな、ハルに報告しなきゃ。 
夏と二人で、来た道を戻った。 

「これが玉砕か…」と、不思議な爽快感に浸っていたら、 
夏が「実はね、」と声を潜めた。 
「俺、中2の時、アキ狙っとったんw」 
ええええええええええ!!!っていう私の叫びが住宅街に響いた。 
「タイミング悪いわ!!」って思いっきり突っ込んだった。 
嘘か本当か解らないけど、そんな風に言ってもらえて、 
少し嬉しくて、少し救われた気がしたんだ。 
二人で笑い合って、グラウンドまで歩いた。 
胸が暖かかった。

199: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:26:44.23 ID:K0zg9wHr0
ちょびっと休憩(`・ω・´)

200: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 23:29:41.69 ID:CnP+fZt30
つ旦

201: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 23:32:42.30 ID:OxiEpWcW0
読んでるよ 
おつー

202: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 23:32:51.85 ID:q+RRswUn0
うっす 
wktk

203: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 23:43:25.97 ID:kdfLq2y0O
乙 
無理せずにな つ旦

204: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:45:34.30 ID:K0zg9wHr0
たらいま(`・ω・´) 
ありがとう! 
まだもう少し終わらない(´・ω・`) 
できれば読んで欲しい(`・ω・´)

205: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:48:45.03 ID:K0zg9wHr0
グラウンドに戻ると、雪が私へ突進してきた。 
何も聞かずに、私を見てニコニコしてた。 
ハルも立ち上がってこっちを見ていた。 
夏が早速花火を振り回して、私達を笑わそうとしていた。 
私も花火をつけて、その花火をハルに向けた。 
「あっぶね!」とワタワタするハルを、みんなで笑った。

206: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:50:48.45 ID:K0zg9wHr0
夏と雪が二人で花火を楽しんでる間に、ハルに報告した。 
「ハル先輩の指示に従いましたよ」 
ハルは「うん」とだけ返事をした。 
「ありがとう。 
 告って良かったって、今なら思える」 
またハルは「うん」とだけ。 
その「うん」が優しくて、 
なんだか無性に泣けてきて、うううううって声出ちゃって。 
「頑張った頑張った」って、頭を撫でられた。 
私の片思いが、本当に終わった。 
やっぱり胸が暖かかった。

207: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:54:58.80 ID:K0zg9wHr0
夏休みが終わり、受験色が更に強くなった。 
最後の学祭も近付いていた。 
この頃には、ハルと二人で下校するのが日常的になっていた。 
そんなある日の帰り道、ハルが言った。 
「去年、夏ができなかった事を俺がやり遂げれば、少しは俺を見直す?」 
どういうこと?と訊ねる私に、 
「未成年の主張に出て、アキに告はk 
「やめて、まじでやめて。」 
大体ハルはそんなキャラじゃないし。 
でも、とゴネるハルに、 
「そんな事しなくても、いつも見直してる」って言った。 
ハルは嬉しそうに笑った。 

でも事実だったから。 
一年前は知らなかった、ハルの一面を沢山見れた。 
ハルが私を好きなことを、心地良く感じ始めていた。

209: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:59:03.41 ID:K0zg9wHr0
相変わらず空の写メを撮り続ける私と、 
暇さえあればメールで送りつけてくるハル。 
毎日のことだから、最初の頃から格段に写メの腕が上がっていた。 
ある日の昼休み、夏と雪を放って、二人でパシャパシャ空を撮っていた。 
ハルが「おっ」って声上げたから、どれどれ、とハルの携帯を覗いた。 
私はその写真が一目で大好きになった。 
飛行機と飛行機雲、空の青、全ての塩梅が完璧だったんだ。 
「ハル、これ送って!待ち受けにする!」 
ハルは嬉しそうに送ってくれた。

210: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:02:30.72 ID:K0zg9wHr0
後日、二人で並んで電車を待っていた。 
ハルに「あと何分?」って聞いた。 
ハルが二つ折りの携帯をパカッと開いたので、反射的にのぞき込むと、 
私と同じ待ち受けになっていた。 
飛行機と、飛行機雲の写メ。 
一瞬ハルは体を揺らして、すぐさま携帯を閉じた。 
「ハルも待ち受けにしたんやー」って声をかけた途端、 
無言でサッと顔を反対側にそむけたハル。 
それから微動だにしない。 
あ、照れてるのか。 
少し気持ちは高揚したけれど、 
「私より乙女だなコイツ」って冷静に思ったりもした。

211: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:05:28.67 ID:K0zg9wHr0
そして冬休み目前。 
勉強の息抜きしようって、四人で雪の家に集まった。 
夏と雪のお母さんがすっかり仲良くなっていて、 
それは夏と雪が上手くいってることを象徴していた。 
もう胸は痛まなかった。 

雪の部屋でお菓子を食べながら、みんなで怖いDVD観てた時のこと。 
私は本当にホラーが苦手で、序盤から一人でガタガタ震えてたんだ。 
あまりの怖さに涙目になってて。 
そしたらハルが、「今だけ」って耳打ちしてきて、 
手をギュッて握ってきて。

212: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:07:53.60 ID:2opzdEd+0
夏と雪に見えないように、重ねた手の上にブランケットを掛けた。 
パチパチ瞬きしながらも、絶対に画面から目を逸らさないハル。 
また照れてるのか、って思ったけど、私も照れていた。 
男の子と手を握るのなんて、中2以来で。 
しかも、それがハルで。 
18歳にもなるのに、手を繋いだくらいで、ドキドキしていた。 
夏にずっと片思いしてたから、私の恋愛経験値はあまりにも低かったんだ。 
結局、一番怖いシーンは全然怖くなかった。 
手の方に神経が集中してたから。

213: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 00:10:08.65 ID:2opzdEd+0
DVDが終わって、夏と雪に気付かれないうちに手を離した。 
離す瞬間、にやけたハルと目が合って、私もにやけたw 

そしてハルがトイレに行って、三人でだらだらと話していたんだ。 
すると、ドアが開いたと同時に、何かの破裂音がした。 
何事かと思いきや、ハルがクラッカーを鳴らしていた。 
そして、ハルと夏と雪が、ハッピーバースデーを歌ってくれた。 
もうすぐ、私の誕生日だった。

214: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 00:11:23.11 ID:VD5pd3xZ0
④ 
素敵な青春だなー

215: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:14:13.94 ID:2opzdEd+0
ハルが一緒にケーキを持ってきてくれて、初めてのサプライズに感激した。 
雪にカードを手渡されて、 
中を開くと三人からのメッセージが書いてあった。 
どれもこれも嬉しい言葉ばかり並んでて、 
でも、その中でも一つ、嫌でも目に付く文章があって。 

「付き合ってください」 

夏と雪の感動的なメッセージの下に、ポツンと。 
顔を上げたら、雪と夏がニヤニヤしてて。 
ハルは照れくさそうに笑っていた。

216: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:16:57.55 ID:2opzdEd+0
「まぁ、これはスルーしまーす」って言って、 
メッセージカードを直したw 
ハルが「ちょ」とか言ってて面白かった。 
そこからパーティーを再開したけど、 
私は「付き合ってください」の文字を反芻していた。 
その日はまともにハルの顔を見れなかった。 

そして誕生日当日。 
ハルがアポなしで地元にやってきた。 
急にメールがきて、「少し会える?」って。 
なんだかドキドキしていて、走ってハルを迎えに行った。

217: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:20:28.25 ID:2opzdEd+0
寒い寒い夜だった。 
「どっか二人で話せる場所ない?」ってハルが言うから、 
いつもの公園へ向かった。 
ハルの口数は少なかった。 

公園について、沈黙を避けるようにブランコへ直行した。 
「ハルも来い」って言って、ちっさいブランコにでっかいハルが座った。 
私もブランコに座って、大きく漕ぎ出そうとした瞬間、 
「アキ」って呼ばれた。 
「返事は?」って言われた。 
メッセージカードの「付き合ってください」が頭に浮かんだ。 
「やっぱ俺じゃ駄目?」と、小さくブランコを漕ぐハル。 
私の気持ちは決まっていた。 

「ごめん。無理です」

218: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:24:47.63 ID:2opzdEd+0
ハルは顔を上げず唇を噛んでいた。 
「わかった」って細い声で呟いたハル。 
「うん、ごめん、今は無理」 
私のその言葉に、ハルの動きが止まった。 
「今はってなに」いつもの淡々とした口調で訊ねるハル。 
「だって受験生ですもの」と答える私。 
「じゃぁ受験終わったら?」と、みるみる笑顔になるハル。 
「それまで私のこと好きでおれるん?」 
「当たり前やん!!」 
ッシャ!って小さく拳を揺らしたハルが愛しかった。 
ハルと過ごす毎日が続いて、ハルがいないと駄目になってしまった。 
可愛いな、愛しいな、そう思ってドキドキできるのは、 
ハルに恋をしたからだと気付いた。

219: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 00:26:09.74 ID:G1+MTw6V0
あーなんか 




クッソーーーーー

220: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:29:02.37 ID:2opzdEd+0
「もう暗いし、帰ろ」と言う私を、ハルは引き止めた。 
「チューしていい?」って、縦に大きい18歳男子がモジモジしながら言った。 
「え、初めてなんやけど!!」って言ったら、 
「まぁじぃでぇぇぇ?」って、 
見たこともないフニャフニャの笑顔でハルは喜んだ。 
そして、公園の隅の方に行って、初めてのチューをした。 
目をつぶるタイミングが難しかった。

221: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:31:31.39 ID:2opzdEd+0
それから年が明け、受験まっしぐら。 
夏と雪には「ハルとは3月頃に上手くいく予定です」と告げた。 
「あ、もうハルに聞いた!」って夏がニヤニヤして言うから、 
スパーン、と頭はたいといた。 

それから受験のことはもう思い出したくない。 
血反吐を吐くような日々。 
ということで、あっという間に二月へワープ! 

お互いの受験も終わって、残るは卒業式となりました。 
当日まで、私たちの仲に進展はなかった。 
チューも私の誕生日からお預け。

222: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:32:42.80 ID:2opzdEd+0
式が始まって、私の席から斜め後ろを向いたら、 
ちょっと遠くにハルが見えて、ちらちら振り向いてた。 
途中でハルが私に気付いて、慌てて目をゴシゴシしていた。 
泣いていた、のか?w 
遠かったから解らなかったw

223: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:34:34.21 ID:2opzdEd+0
校歌斉唱で、私も少し泣いてしまった。 
夏を追いかけてこの高校へ入学。 
寝ても醒めても、夏のことばかり考えていた。 
二年生になって出逢った、大切な親友、雪。 
一緒に沢山泣いて、雪は夏の彼女になった。 
そしてヌボーっとした印象しかなかったハル。 
開き直ったハルに、年がら年中「アキ、アキ」と呼ばれ続けた日々。 
こんな密な時間を過ごせて、幸せ者だ、と思った。 
チラッと夏を見たら、凛々しく校歌を歌ってた。 
うん、そんな夏が好きだった。 
やっと過去形になれた。 
雪は席の関係で見れなかったけど、退場の時、赤い目で手を振ってきた。

224: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:37:03.52 ID:2opzdEd+0
クラスのお別れ会も終わり、廊下で待ってるハルの元へ向かった。 
卒業生でにぎわう渡り廊下。 
ハルは私にボタンを差し出した。 
「これ受け取った時点で彼女になります」 
ハルが淡々とそう言った。 
私は何度かフェイントをかけながら、ハルの第二ボタンを受け取った。 
ハルが「ありがとう」と笑った。 
お礼を言うのは、私の方なのに。 
少しだけ周りにギャラリーが出来ていて、 
夏が「よっ熱いねっ」って茶々入れてきた。 
ハルと顔を見合わせて笑った。 

ハルは、今も私の彼氏です。

225: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:37:53.10 ID:2opzdEd+0
長かった(`・ω・´)

226: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 00:40:04.21 ID:RURyJ1js0
なんていい青春なんだ 

227: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 00:42:11.93 ID:x2zsOlw/0
乙 
こんな青春が羨まし過ぎて、
太陽を浴びた吸血鬼みたいに溶けそう

228: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 00:45:04.57 ID:xg6Jv2Yh0
うん、おめでとう

229: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 00:47:35.73 ID:7Ni8HCLU0
一応ハッピーエンドで良いのかな? 
おつ、おめでとう

230: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:49:42.59 ID:2opzdEd+0
こんなに長いのに、読んでくれた人ありがとう(`・ω・´) 
スレ立てって大変なんだね(´・ω・`) 
ほぼ私がピーチクパーチク語ってただけでごめん(´・ω・`) 
よく解らんとこあったりしたらごめん(´・ω・`) 

これからも四人でいたいと思ってます。 
夏と雪にはヒヤヒヤするけどw 
自己満足に付き合ってくれてありがとうございました(`・ω・´)

231: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 00:52:41.78 ID:5jYWUIxcO
乙!! 
ほんと羨ましいくらいの青春だな 
これからも四人で仲良くな~

232: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 01:00:06.25 ID:lSauvwgb0
いまいくつだっけ?

233: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 01:11:23.39 ID:mRV57du90
なんで急に語ろうと思ったの?

234: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 01:19:57.60 ID:2opzdEd+0
>>232
二十一歳です。 
>>233
ちょうど雪と高校の話しして、 
ややこしかったねーって盛り上がったから(`・ω・´) 
文章にしたらどうなるかなーと思った、てのもある。

235: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 01:22:19.83 ID:mRV57du90
>>234 
なるほどー 
てか、乙! 
おもしろかったよ 

夏と雪にヒヤヒヤするというのは?

236: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 01:22:37.62 ID:PpE8rBgs0
乙 
面白かった!今も幸せそうでなにより 

自分も高校の時片思いしてたの思い出した

237: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 01:22:46.68 ID:G1+MTw6V0
おつー 
よかった

238: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 01:34:43.90 ID:x2zsOlw/0
>>234 
後半戦であまりレスが付かなかったのは、
日を跨いだスレだってのと、 
書き溜めを宣言して
貼り始めたお前さんを信頼していたからだと思うよー

239: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 01:43:37.19 ID:hUbAKE8e0
ほっこりしたありがとう!

240: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 02:49:34.99 ID:zc1R0y6K0
なんか読んでるだけで若返る気がする~! 
乙でした 

四人はおんなじ大学?

241: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 03:24:56.45 ID:btZ9t3X/0
なんだよこの青春 
目からお汁が溢れてくるわクソックソッ

242: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 03:47:34.76 ID:wxLyefin0
ここ最近の楽しみスレでした 

ちなみに、なんで夏と雪は別れたりくっついたりしてるの? 
両思いのラブラブカッポゥみたいなのに

243: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 14:40:08.49 ID:2opzdEd+0
わーレスついてる(`・ω・´)うれしい(`・ω・´) 
でもビップラって全レスしちゃいけないんだよね? 
疑問系のだけ返すね(´・ω・`) 
レスくれた人ありがとう^^* 

>>235
何回か別れては戻ってを繰り返してるから>< 
>>240
夏とハルが同じ大学だよ 
>>242
んーまぁマンネリからくるものじゃないかなぁ 
あと雪がモテるww

244: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 19:44:57.60 ID:Ep7kF9uB0
感動した( ;∀;)

245: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 21:22:04.10 ID:jYFI+Szc0
うわー! 
夏に告白させられる(?)とこで泣けたわ… 
ハルよかったのう!


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引用元 仲間内でみんながみんな片思いしあってた思い出話