396: 名無しさん@おーぷん 23/04/10(月) 21:06:21 ID:Fs.y4.L1
初めて一人暮らし始めて一週間目、まだ学生の頃だったんだけど、
その日バイトに入ってまだ四日目だったのに
クレーマーが暴れて警察沙汰になったから、
22時であがれるはずがその日は帰宅が0時頃だった。
家に帰って玄関の鍵を開けようとしたら鍵がかかってなくて、
「え、私かけわすれた?泥棒?」と警戒しながら扉を開く。

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玄関と廊下は特に何も無くて、やっぱり単なる鍵のかけ忘れかな、と
思ってとりあえず中に入り、
念のため鍵はかけずに靴を脱いで部屋に入ると、
私のベッドに見知らぬ男が寝転んでた。
(防犯のため電気はつけっぱなしにしてた)
ビックリしすぎて声も出ないし腰抜けそうになって、
なんとか部屋のドアノブに捕まる形で座り込むことは防いだんだけど、
なんとかしようとしても声がまるで出ないし体も動かない。
そしたら相手がコチラに気づいて起き上がり近づいてきたんだけど、
明らかに酔ってるし靴も履いたまま。
そして私に対して酔ってるとは思えないくらい結構はっきりした口調で、
お前誰だ、なんで俺の部屋にいる、
デリ〇ルか、俺の部屋に来たってことはやっていいんだな。
みたいなことを一方的に喋って抱きつきにきたから、
決死の思いで体を無理くり動かして逃げた。
そしたら男が逃げんなとキレながら追っかけてくる。
なんかもうわけがわかんないまま玄関から飛び出し、
鍵かけなかった自分の判断を褒めながらとにかく裸足で逃げた。
ストッキングボロボロになって足から血も出てたけど、
そんなのわからないくらい夢中になって
「人の多い方」の一心で駅の方に逃げて、交番に駆け込んだ。
結果としては男は前の住人で管理人に鍵を一本返却しておらず、
酔ったあといつもの習慣で前の部屋に帰ってきてしまったらしい。
その男性は元々大家さんとトラブって無理やり退去させられたから、
本人の中ではまだ前の部屋が自分の住処って認識だったみたい。

当時私は貧乏で、学校は国立だったけど奨学金で通ってたし、
学生寮は男子寮しかなく、
女子は自腹で寮より数倍高いアパートを借りるしかなかった。
だからこんな出来事があっても引っ越すなんてことが出来ずに、
前の住人に怯えながら過ごす日が続いた。
管理人が鍵だけは変えてくれたけど、
その後も男は何度か酔って玄関まで来られて、
鍵があかないことにキレてドアを殴る蹴るして警察を呼ぶことがあった。
警察官には
「単に前の部屋というだけでなく、あなた狙いでもあるようだから」と
真剣に引っ越すよう勧められたけど、お金が無くてムリだった。
学校では友達にも相談してて、その際OBの男性がその話を耳にして、
なんと引越し費用として10万円ぽんとくれた。
申し訳ないと何度と断ったけど、プライドのために断るのか?
身の安全にかえられるものは無い。と説教されて、
そのお金と友達の協力もあって、
無事別の部屋への引っ越しはできた。
例の押しかけ男はギャンブル依存&アル中で生活保護もらってたらしくて
お金をとるどころじゃなかったから本当に助かった。
色んな人に相談してたのと友達に引っ越しの協力を仰いだから、
当時事情を知らずOBから10万もらったという
話だけ聞いた人からはパパ活だとか
女はこれだから人生イージーだとか陰口叩かれることもあった。
たとえ何と言われようとも、
安心して生活できることに比べればなんてことはなかった。
うちの学校じゃないけど、
女子学生にだけ家賃補助を出す学校があるって話題が出たときも、
そういう制度があってよかったと思う。
当たり前の日常があって当たり前のように勉学に励める生活ってのは、
最低限の安全がないと成り立たないんだって身をもって知ったから、
後輩たちには安全な住処を手に入れてほしいと心から思っている。

397: 名無しさん@おーぷん 23/04/11(火) 01:43:24 ID:7m.zl.L1
>>396
隣人ガチャが当たった外れたとはよく言いますが
前の住人のせいでそこまで苦労するとは災難でしたね…

396さんが無事で、そして優しい先輩がいて本当によかったです。
陰口の主達が同じ立場になったとして、
援助を断る人は何割いるでしょうか…
差し伸べられた手をとって正解だと私も思います。

398: 名無しさん@おーぷん 23/04/13(木) 12:11:14 ID:7V.hu.L1 
>>396
まさに災難としか言えない酷い経験でしたね。
前の住人の男はそこまで迷惑をかけて逮捕されないなんて、
困ったことだと思う。
刑務所に入ったほうがギャンブルもアル中も治るし、
世間に迷惑もかけなくてすむのに。
何の罪もない女子学生に面倒をかけるのではなく、
有害な役立たずのアル中男を世の中から駆除すべきだと思う。





引用元 今までにあった修羅場を語れ【その30】