123: 名無しさん@おーぷん 2019/01/21(月)23:28:17 ID:dQm
高校生のころ痴漢に悩まされた
誰にも話せない屈辱と恐怖は女性にならわかってもらえると思う
何とかしたくて、
ある日高校の最寄り駅についても降りずに終点まで乗り続け
周りに知ってる人が居なくなったと思って、
思い切って「この人痴漢です!」と声をあげた

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だけど犯人は否定して、
「痴漢です!駅員呼んでください!」と叫ぶ私から逃げようとして
逃げられないように腕を掴む私に殴りかかりながら
「冤罪だ!冤罪だ!」と叫び続けてた

駅員が来たけど、駅員は私の方を疑ってかかった
「本当に彼なの?間違いがないって言えるの?
 君のせいで彼の人生を大きく変えるんだよ?」とキツめの言い方で、
しかも男性に恐怖心を抱いてるのに、
私を座らせて相手は立った状態で、
男の駅員二人から上から詰問されて
心の中ぐちゃぐちゃで、喋りたくても涙と嗚咽で喋れず、
呼吸も苦しくて拷問でも受けてるような気持ちだった
ちなみに犯人はその男性で確定しました
後に男性サラリーマンの目撃者も出てきてくれました

大学生の頃、数年ぶりにまた痴漢に悩まされた
友達と乗ったら痴漢してこない
一人のときだけ狙って痴漢してこられた
友達に高校の頃の出来事を相談したら、とても親身になってくれた
それで痴漢を捕まえようということになった
友達は顔が割れているから、
友達のお兄さんとその友達数人が協力を申し出てくれた
皆さん同じ空手道場の仲間らしく、黒帯を持っていると聞いたので最初は
「お兄さんたちが加害者って言われるんじゃ」と心配したけれど
お兄さんたちに言わせると、
「女相手だから暴力で解決しようとする。
 ガタイのいい男に囲まれたらそれだけで萎縮するものだよ」
と話してくれた
実際に痴漢捕獲作戦を結構したとき、
お兄さんたちが痴漢の手を掴んで
「おじさん、なにやってんの?」と声をかけただけで
相手は萎縮してあっさり痴漢を自白した

私はこの経験をネットで公開して、
痴漢に悩む女性に「負けないで!」とメッセージを送っていた
ところが匿名性を利用して私を叩いたり貶したりするメッセージが多く届いた
汚れた中古品、今度はそのお兄さんに体を許すんですね、
みたいな下衆なメッセージもあったが
「相手がもしキチか何かでお兄さんが刺されたら責任とれるのか」
「なんで自分で声をあげる、それだけのことができないの?」
「もし冤罪だった場合、お兄さんたちは冤罪をきせた罪に問われるんだよ?
 そんな責任を他人に負わせるほどあなたは立派な人間なの?」
と、私の行動を真面目に疑問視してくる人もいた

やっぱり一番多いのは「なんで自分で声をあげないのか」というものだった
高校生のころもそうだったけど、恐怖心と屈辱、それに加えて、
「後ろ手に捕まえて、もし間違えて冤罪を起こしたらどうしよう」
という怖さもあった
「痴漢です」を言うまでに何枚もの厚い壁が立ちはだかる
簡単に言える一言じゃない
それがどうしても伝わらない人がいて悔しかった
あと、「女は簡単に冤罪を起こす」と
思っている男性が多かったこともこのとき初めて知った
私もだけど、痴漢に悩まされてる人は心の何処かで必ず
「もし声をあげて冤罪だったら」という葛藤を抱えてる
その葛藤が「痴漢です」という言葉を言い出せない
大きな原因の一つになってるってことを知っておいて欲しい
自主的に冤罪を起こす女性は、男性だけじゃなく、
本当に痴漢に悩んでいる女性の敵だということも知っておいてほしい
そして世の中の「痴漢です」の声は、冤罪でもいいや、なんて軽い感情じゃなく
悩んで悩んで勇気を振り絞った一言なんだってことも知っておいて欲しい
痴漢する男と冤罪女は極刑にして欲しい