410: 名無しさん@おーぷん 23/06/14(水) 17:38:41 ID:Lp.tv.L1
今となっては何故あれほどに夫のことが好きだったのか全くわからないんだけど、
昔夫が浮気した時、捨てられるんじゃないかと不安で怖くて泣いてすがって
元の鞘に収まったときには心から安堵したものだった。
だけど、その後夫が情けで元鞘に収まってやったんだとばかりに暴君になり
それでも我慢しちゃったんだよね。

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私は両親がいなくて、子供がいなかった親戚の家で育てられて
伯父も伯母も良くしてくれたのに、夫との結婚を反対されたことで
馬鹿みたいに反発してしまった。
そのせいでそこにはもう帰れなかったから夫しかいないと思ってしまってた。
本当に馬鹿な女だったと自分でも思う。
だけどある時、妊娠したかもしれないと思って産婦人科病院に行ったら
「妊娠はしてないよ。良かったね」って言われて、
「良かったね」って何?え?どういうこと?ってなってたら
無理矢理乱暴にやられることもあったせいか下半身に痣が出来てて
それに気付いた先生から「こんなところに普通は痣は出来ない。
こんなところに痣を作るような妊娠はしてはいけない」って言われたの。
そう言われて自分でも意識せずに涙があふれるように一気にでた。
で、診察室を出て会計を待ってる間に回りを見たら
旦那さんも一緒に来てる人がいて、すごく幸せそうなんだよね。みんな。
そしたらなんバーーーーーッと世界が変わった。
例えていうなら、白黒だった世界が突然カラーになったような。
ああいう感覚は生まれて初めて。
そのまま電車に乗って伯父の家に向かった。
そして何度も何度も頭を下げて謝って謝って、そしたら伯母が
「私ちゃんの好きなピノがあるよ」って。
アイスなんか食べたの何年振りだろうって又泣けてきた。
しかもその時、星形ピノが混じってたの。それ見て更に涙が出た。
伯父が手配してくれた弁護士が間に入って離婚を求め
夫は「やり直したいと言ったのは私子なんだから本人が出てこい。
出てこない限り離婚には応じない」と言って拒否。
それで伯父の伝手で、警察OBに同行してもらってホテルのロビーで話し合い。
最初は同行者を睨んでた夫も相手を知ったら小さくなって離婚届にサインした。
伯父と伯母にはとんでもなく迷惑を掛けた。
あれから20年、お詫びにふたりを最期まで看取らせてもらったんだけど
馬鹿だったばかりにあんな男と結婚して伯父にも伯母にも心配かけて迷惑もかけて。
それでも許してくれたふたりがいたから今の自分がある。
もう結婚なんて考えられなくなってた私をそれでも理解して見守ってくれた。
ありがとう、なんて言葉じゃ足りない。

411: 名無しさん@おーぷん 23/06/15(木) 15:42:49 ID:w8.y7.L1
>>410
元旦那はたぶんカルト宗教の教祖的な雰囲気を装う能力に長けた人で、頼り甲斐を演出しながらあなたを洗脳し続けてたんだと思う
悪質ホストやオ〇ム教祖みたいな旦那

私も過去、モラハラ夫と離婚を考えつつ、いつか昔みたいに優しい彼に戻るかも、と2年耐えたら体のあちこちに不調が出て鬱状態になった
周りの友人知人に説得されてやっと離婚できた
本人への愛情が減ってても、一番幸せだった頃の記憶に執着してただけ、と今ならわかる
自分を救うのは新しい、楽しい記憶の上書きしかないと思ってる
410さんも自分が楽しいと思える時間、笑える時間をたくさん作って嫌な記憶はどんどん消してね





引用元 今までにあった修羅場を語れ【その30】