804: 名無しさん@おーぷん 23/07/01(土) 12:26:22 ID:HCfc
昔、初めて義実家に帰省した時のこと。
義父が大きなホットプレートをふたつ買ってきて、
お昼ごはんにお好み焼きを焼くと言い出した。
なんでも友人に大阪出身の人がいて、
教えてもらったんだとか。
義父が大きなホットプレートをふたつ買ってきて、
お昼ごはんにお好み焼きを焼くと言い出した。
なんでも友人に大阪出身の人がいて、
教えてもらったんだとか。
人気記事(他サイト様)
自分で材料を買いに行って台所でせっせと準備して、
ホットプレートを義母と私たち夫婦が囲み
義父がリズミカルにカッカッカッカッ・・・と
具材を混ぜてプレートの上にジュ~と流した。
私たち夫婦も義母もワクワクが止まらない感じ。
が、突然義父が「ああああ!!!!」と叫び
「大変なことを告白しなければなりませんっ!」と。
心臓がバクバクした。
そしてその大変なことを告白。
「我が家にはヘラがありません!買い忘れてしまいました!」と。
義母が「何かで代用できるはず!」と叫んで台所に行き、
フライ返しを2つと何故かおたまも持ってきた。
しかし大阪人でもあるまいし、
フライ返しで器用にひっくり返すことが出来ずグダグダw
(ごめん、偏見かも知れないけど
大阪の人ならフライ返しでもうまくひっくり返せそう)
そしたら夫が「腹に入ってしまえば一緒だああああ!」と叫んで
ひとつのホットプレートに2枚ずつ作り始めていたのが、
ひっくり返して繋がってしまったのを楕円形に形よくまとめた。
開き直った義父も
「そうだ。腹に入ったら同じだ!味は悪くない!」と言い、
義母が「たぶん」と。
そして大きなお好み焼きを2つ作って、
それぞれの夫婦で1つずつ食べたんだけど本当に美味しかった。
もう涙が出るぐらい楽しくて面白くて美味しかった。
楽しい家にお嫁に来てよかったって思った。
あの日のことはしっかり記憶に焼き付いている。
その後も帰省の度に笑わせてくれて、
子供たちと同じ目線で遊んでくれて楽しいじいじだった。
先日義父の一周忌の墓参りで長男が婚約の報告をした。
長男が「じいちゃんにひ孫抱いてほしかったな~」って呟いて、思わず涙。
本当だよ・・・もっと長生きしてほしかったよ・・・。
807: 名無しさん@おーぷん 23/07/01(土) 16:59:45 ID:wP9X
>>804
泣いちゃう
素敵な義父さんだったんだねぇ
引用元 スレ立てるまでもないが沢山言いたいこと op22
コメントする