作品名そのまま出すけど、
スパイファミリーのアーニャちゃんが喋ってるシーンを見せられた。
最初はわけがわからなかったが、
どうやら大人の声優が子供の演技をして喋ってる声を、
それくらいの年齢の子供のリアルな喋り方だと思ってるっぽかった。
で、アニメと比べて話し方が拙かったり声が可愛くなかったりするのを
「信じられない、あり得ない」と文句を言ってたってことらしい。

アニメの喋り方とリアルは別なんだよ、
大人のあなただってアニメみたいに流暢には喋れないでしょと指摘すると、
近所や親戚に小さな子供がいないから
そんなことわかるわけないだろ！とキレられてしまった。
思わず突っ込んでしまったけど、
関わりを持たず「ふーん」で流しておけばよかった。

わかるわー
けっこうだみ声だったり、しゃべり方が本当に支離滅裂だったり
逆にちゃんと話せたり、が受け入れられない
それこそ、アーニャちゃんみたく、大人が演技している
「言い間違いの多い、舌足らずのかわいいしゃべり方」
じゃないと「こどもらしくない」扱いする

表情も、わかりやすくニコニコしていないと不機嫌だと思って
必死にご機嫌を取って、思うような反応がないと怒り出したりね。
（子供的には、楽しいので集中して無表情になっている）
地元大学で、幼児と大学生が触れ合うイベントがあってちょくちょく参加するんだけど
幼児教育系の学生さんにわりとそういう人がいてカルチャーショックだったわｗ

怒り出したり、は言いすぎた。
思い通りに行かないのにショックを受けて不機嫌なのが透けて見える程度ね
子ども的には、イベントが楽しくて集中しているときに
横から兄さんお姉さんに話しかけられても反応できないだけ、なんよ
でも、お兄さんお姉さん的には、楽しいよ！ニコッな反応が欲しいんだよね。
その辺の気の利かない普通の幼児には無理だけどね。

そうやってアニメじゃない本当の反応を学ぶための活動だから、
学生にとって有意義だともいえる
集中している時には目がギラギラしているなと感じ取れるようになる

アニメとかイラストを真実だと思い込んでいる人は多いのかも
今、熊の被害が続出していて、自治体が熊退治をしているけど、
「熊が可哀そう」とかクレームを入れる人がいる
ああいう人たちは熊＝くまモン・リラックマなので、
くまモンやラックマが退治されているように感じるらしいね
くまモンやリラックマが銃で撃たれているところを想像して、
怒りに震えてクレーム電話をかけるんだって