137: 1/2 2014/06/03(火) 19:20:15 ID:CoNm1o7oQ 
小学校の時、
近所にお金持ちでキレイなものばかり持っているAちゃんって子がいた。
顔は正直言ってよーく見るとそれほど可愛くもないんだけど
持ってるものが常に最先端の新しいものだったから、
みんなにチヤホヤされてた。
Aちゃんは別に私と仲がいいってわけでもないのに、
何故が同じ方向だというだけで一緒に帰りたがった。

人気記事(他サイト様)



子供心にその理由はわかってた。
私は4人姉妹の3番目で、
あまり裕福じゃなかったからお姉ちゃんのお下がりを身に付けてることが多く
はっきり言って引き立て役だった。
それでも心のどこかで、
私と友達になりたくて一緒に帰りたがってるって思いたかった。
だけどある日、父が会社でなんか表彰されたらしくて
金一封が出たんだ。
大した額ではなかったと思うけど、
それで子供たちひとりひとりに欲しいものをひとつ買ってやるって言われた。
それで前から欲しかったレースの綺麗なシュシュを買ってもらったんだ。
私、髪が長かったから。
それでそのシュシュをつけて登校したら、
同級生の女の子たちがすごく褒めてくれて
それが面白くなかったらしいAちゃんは、
下校中に突然「明日からそれつけてくるの禁止!」って言いだした。
どうして?って聞いたら
「どうしても!絶対ダメ!つけてきたら叩くからね!!」って言われた。
でもせっかく父に買って貰ってお気に入りだし、
みんなの褒めてくれたのにって思って
次の日もそれを付けて学校に行ったら、
後ろから無理矢理取り上げてハサミで切られちゃった。
Aちゃんは「約束やぶった私子が悪い!」って言った。

138: 2/2 2014/06/03(火) 19:20:35 ID:CoNm1o7oQ 
でも「約束なんてしてない!」って言って
前日のAちゃんの命令をみんなの前で話した。
それでみんなが「Aちゃんひどーい」って
口ぐちに言い出して私の味方についてくれた。
Aちゃん、まずいと思ったのか、
次の日にキレイなシールを持ってきてみんなに配ってご機嫌とって
なんとか収束した感じだったけど、私はどうしても許せなかった。
当時、理科の授業でそれぞれがヘチマを育ててた。
ちょうどヘチマの実ができ始めた頃だった。
それぞれに名前のプレートを刺してたから、
どれがAちゃんのヘチマかすぐ分かる。
そのAちゃんのヘチマの鉢をちょっと掘って、
そこに黒の絵の具を絞りだして
上からまた土を被せておいた。
そしたらAちゃんのヘチマだけ、
みるみる黒い気色悪いヘチマに育ってきて
女子全員ガクブルしてた。
呪いよ!呪いだわ!呪われてるのよ!と口ぐちに言われてAちゃん号泣。
先生は「なんでしょうねぇ、土がおかしかったのかしらねぇ」と不思議顔。
幸い原因追究まではしなかった。
けど、Aちゃんのシール配布のご機嫌取り作戦を
わざとらしいと快く思ってなかった子も結構いたせいもあって
Aちゃんはチヤホヤされなくなった。
私も別の友達が出来て帰宅ルートを変え、
Aちゃんとは一緒に帰らなくなった。
シュシュの恨みは深いのだ。

139: 名無しさん@おーぷん 2014/06/03(火) 19:49:40 ID:0gH2biFyA 
>>138
絵の具って植物に吸収されるんですね。
初めて知りました。


---------------おすすめ記事--------------------
結婚してから妙に便通が良くなった理由が嫁作の料理かもしれない。食器洗い用の洗剤でお米を研いでる事が判明したんだが…このせいだったか?

病気を患った母が息を引き取る間際に「ごめんなさいね、○○さん」と呟いた。この名前を聞いてからどこか様子がおかしくなった父に〇〇さんの事を聞いてみたら…

コトメが給食のおばさんをクビになったらしい。備品のマスクを持ち出して知り合いに売ってたのを密告された結果のようで…

盗癖がある子供達が私の化粧品を盗むので鍵付きボックスを買ったら今度はお気に入りの文房具をやられた。旦那に訴えても何もしてくれないしストレスが凄いんだけど…

うちの実家の山にタケノコを盗みにきたコトメがイノシシに轢かれて転げ落ちて行った→それを見て見ぬ振りした後日、今度はコトメが実家の畑にエンドウ豆を盗みにきて…

恋人に初期のガン見つかり手術になった事を打ち明けた。恋人「色々あてにしてたのに予定狂った」→打ち明けて数分で別れを切り出され、その後…

会社の新婚上司が手作りの美味しそうな弁当を食べてた。俺「良いですねぇ!愛妻弁当って奴ですか!?」←からかい半分にこう聞いたら…

従姉の結婚式当日、新郎が皆がポカーンとなる事を言い出した。姉の元に養子に出した前妻との間の子供達をこの機会に引き取って新たな家庭を作っていくそうだけど…


引用元 復讐とまではいかないちょっとしたいたずらや仕返しを語れ