例えば有名どころではラピュタ公開後に
「パズーとシータ再会の一枚絵展示」とか
漫画完結後に雑誌インタビューで
「あの悪役はあの後すぐ脱獄して相変わらずです」
って答えるとか

まあラピュタは平和で
作中展開に準じてるけど平和ならいいというもんでもない
それは作者が作品終了後もあの世界に干渉してて
『その後』まで全部自由にできるっていう事だから

それがアリなら例えばその作者がある日突然トチ狂って
「あの再会直後に戦争が起こって二人とも破滅します」
とかもアリになるじゃないか

そんなん無視すればいいって話もあるけど
でもそもそも作者はやっぱり作品世界にとって全知全能で
作品自体がその人個人が
全部創作して作り上げたものなんだから完全に無視はできない
読者の解釈次第と言われても上記みたいに断言されたら解釈しようがない


名前は出さんけどちょっと前にラノベ作家で
２０年くらい前のラノベ中年編をついったーで夢想してる作者がいて
「サブヒロインの扱いどうしようかなー
　あの子ももう中年だからなヤベえな」とか言ってて
当時のファンでまだ作品の思い出大事にしてる人いるだろうに
当時の感覚もなくなった作者が思い付きの胸先三寸で
あの世界の続きを固定するのか？ってすごい理不尽を感じたよ
その作品のファンじゃなくてよかったと思ったくらいだ

その昔
クロノクロスというRPGがあってな・・・

作者の意志というか、
買収した会社の都合で過去作は正史とそれ以外に分けられて
クソ続編が正史として作られたスターウォーズの話するって？

私が人生で一番好きな作品は連載当時から作者が個人HPで
「このキャラには弟がいると思います。名前はこれがいいです」
みたいなファンからの意見を
「ということらしいです」と採用してたな…
そこから20年経って続編を描き始めそのキャラクターが活躍したり、
孤児故に誕生日不明だったキャラの誕生日が決まり、
本名が判明し、本編で一切語られなかった
過去が明らかになり…ってめちゃくちゃ盛り上がってる
でもどこかしらでそれが嫌だって人もいるんだろうな

人類への脅威が去って終わった本編終了後、
10周年記念映画で人類の6割以上が死滅したことになってたうえに
主人公が死亡して終了という作品があったな
公開初日は「誕生日パーティだと思ってたら葬式だった」と言われてた